季節の変わり目になってきましたね。
気温の変化にやられている、七子です。
この夏出かけたのは、2日だけなんです。
これには理由があって……
カサンドラ症候群ってご存知ですか?
アスペルガー症候群の夫または妻(あるいはパートナー)と情緒的な相互関係が築けないために配偶者やパートナーに生じる、身体的・精神的症状を表す言葉である。
(Wikipediaより引用)
下のほうに続く説明で
「進行中の心的外傷体験」の項目にこうあります。
夫のコミュニケーションがうまくいかない、気持ちが伝わらない、子育ての不安や悩みなどを共有してもらえない、夫の言動に傷つくなど、妻にとっては日常的で継続的なものだ。
(中略)
★カサンドラ症候群がPTSDと異なるのは、過去のトラウマ体験に今も苦しむということではなく、継続進行している日々の体験に苦しみ続けるということだ。
家族って なに?
家族で おなじ場所でおなじ時間 を過ごすことが幸せ
って決まっているわけではないんですよ
心理士さんがそっと仰ってくれました。
なんでも話して、食卓をかこんで、家族でお出かけして
わたしの理想だったんだけどな。
『相手を変えることはムリだけど、自分を変えることはできる』
わたしの理想に旦那や子どもをはめ込むのはムリだけど、わたしの考えを変えればいい。
理想の家族像をもとめても
それまで理想の家族になろうとがんばって家族で出かけてました。
すぐにグズるキレる息子に、それを見てムッとするだけで手伝わない旦那。ひとりで準備して、息子の世話して旦那の顔色をうかがって、わたしが場所取りして順番に並んで、帰ってきても片付けして……。
極めつけは、帰りにいつも出る息子の「行きたくなかった、つまんなかった。」発言。
楽しい家族の思い出を作りたかったのに、疲れてイヤな気持ちが募るばかり。
自分の理想と自分のきもちを 天秤にかけた。
どっちがいい?
じゃあ、
なにもしない方を選んだ。
家族を保つために
家族だからっておなじ家、時間を過ごすわけじゃない。
単身赴任の家庭、子どもが寮生活、病気のため入院、離れてても家族。
それぞれの家族のかたち、家庭の事情がある。
なんでも いつでも いっしょに過ごすだけが家族じゃない。
優しい声の心理士さんの言葉が、音楽を聴くように柔らかに入ってきました。
妙にストンとおちて、がんばるの、辞めました。
家族で出かけない。 父か母、どちらかが息子を連れてく。うちはそれでいい。息子はまだ小さいから、お父さんとお母さんいっしょに出かけたいって言うけど。
ムリしていっしょに行って険悪な空気を家まで引きずるなら、しない。
旦那に言ったことはないです。
言ってもわかり合えないだろうから。
息子と旦那はよく似た親子。
息子をそだてて紐解いていきながら、旦那の不可解なところが納得できる部分もありました。
さいきんは、旦那自身も息子を通してなにか思うところがあってか、多少は協力的になってくれることも出てきました。
頭と心 空まわり
なので、この夏、家族で遊びに行ったのは2日でした。
うちは帰省も別々。
これで上手くまわっている部分があることも確か。
自分でやっていて、なんて冷たい家庭なんだ……と自己嫌悪。
自分で決めて、自分でそうしてるのに、いまだに失望感が消えません。
ムリに自分を曲げているのも分かっているんです。
ウィキペディアの説明にあった★部分、
「進行中の心的外傷体験」 継続進行している日々の体験に苦しみ続けるということだ。
これをまさに体現しています。
家族って なんなんだろうなぁ……
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