発達障害(自閉症スペクトラム)と診断された2013年生まれの息子との日々を綴っています。
さいきん息子に対して以前ほどはイライラしなくなりました。
なんでだろう? 笑
ちょっと考えてみます。
なぜイライラが減ったか?
理由1 息子が成長した
幼児から児童へ。
親のはなし、聞き分けも良くなった(本人比較。まわりと比べない)
理由2 息子の性格がつかめてきて誘導しやすくなった。
理由3 私が諦めた
「諦めた」とは印象がわるいけれど、かっこよく言えば、寛容に受け入れた、許容範囲をひろげた ってこと。
でも私の心境的には「もぅいい!あきらめた〜」って感じ。笑
なにを諦めたか?
たいしたことじゃないんです……。
たとえば
・着替えない → 母がお手伝いする
・ひらがなの練習中にらくがき → スルー
前はいちいち怒っていたんです。
あまりに多すぎて、疲れちゃって。苦笑
もう いいや、と。
どうして もういいや、と?
着替えも3歳くらいのころは「自分でできるように!」ってがんばってた、私が。なんとかできるように!と気合が入ってた。笑
でもさ、大人になったら着替えできるでしょ、と。
(障がいなどで制限のある方以外)
今はもうひとりで着替えできるのに甘えてるんです。
甘えんなー!
と放置していましたが、朝からこのバトルが疲れちゃう。
きっと中学生くらいになると指先が触れるだけで「うぜー」とか言われちゃう。
じゃあ、今だけ限定!でいいじゃん、と。
↑ がんばってた日々
ひらがなの練習もイライラしてたんです。
らくがき、すんなー!
らくがきより「め」を書いてくれ〜!って言ってたんです。
でも、つまんない……って言われて。
ただ書くのって楽しくない。じゃ、らくがきを運筆(線をかく練習)と思えばいいんじゃない?
子どものころ、教科書やノートの端っこに落書きしたなぁ……
あーいうのが楽しいんだよね、子どもって。
自分もやってたなぁと思ったら、まーいっか!と。
大人もやってるんですよ。会議や電話中にグルグルかいていたりしませんか??
え? しない?? ……あー、寝ちゃうタイプ?
ガチガチ が ガタガタ に
そうやっていくと、ガチガチに思っていた「こうあるべき」という枠が、ガタガタに崩れていったのです。
学校になると、ここまでゆるゆる〜していては先生に叱られるかもしれませんが。
でも楽しいほうが身につくし。
いずれ大人になっていけばできるようになることも多いし。
要所要所を引きしめていけば、いいんじゃない? そんなに厳しいのは自分が疲れるなと。
人に迷惑をかけること・人の気持ち、そういうところは逃げずに向き合う。
さいごに
親も人間だもの。
不完全な人間。失敗もいっぱい。
失敗も「ほら〜よそ見してるとお母さんみたいになるよ!?」と反面教師にする、この図太さ!
こうして失敗も笑いに変えてかわす日々。
そしたら、気のせいか子どもの「こだわり」もゆる〜くなったような? 親の気の持ちようなのかな。
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