新学期はじまったー!やっと解放される、うひょー!
……と喜んでいたら、運気が下がりまくって落ちこんでいます、七子です。
なので、ちょっと温かい話を。
きょうは春休みにあった出来事です。
桃鉄ゲームで
コロナ自粛とお父さんの年度末の多忙で、ほとんど家ですごした春休み。
退屈するし、一年がんばったご褒美で、お父さんから特別プレゼントがありました。
桃鉄!
お父さんも大昔に遊んだそうで、久しぶりにやりたかったんだって。
日本全国を鉄道で周る、すごろくゲーム。
一人よりみんなでやった方が楽しい。
なので、平日はお母さんがお相手に。
ボンビーに取り付かれ、、
ちなみに、わたしは人生初の桃鉄。
ルールを知りませんでした。
サイコロふって、目的地へむかえばいいんだよね?
何度かやったらだんだん分かってきて、ゲームが楽しくなってきた頃、
ボンビーがっ!?
注) ボンビーが取りつくと、持っているお金やお店などが奪われて、貧乏になってしまうのです、、。
一回サイコロをふるごとにお金を取られて借金まみれ、
ワクワクして買ったお店も売られ、
もぉ~~! Σ(゚д゚;)
ボンビーは一回取りつくとなかなか離れません……。
心の声も出るわっ。
大人げないですが、ワタシ表情にも出てたんでしょうね、、。
息子が怯えた顔で、わたしを見て言うんです。
「おかーさん、……かなしいの??
なかつがわの『栗きんとん屋さん』売られちゃって……」
そーなんです!
中津川の栗きんとん、わたしの大好物。
あ、そうじゃなくて、、
ボンビーが売っちゃったんです、わたしの物件を。泣
息子もわたしが大喜びで買ったのを知っているので、ショックを受けたと気がついた様子。
そうかな、、そんなに顔に出てた?
「だって、おかーさん お顔がかなしそう……
なんか、、
ボクも
なんか かなしいかんじ、、
なんでか分かんないけど、、」
えぇー?!
自分の気持ちの変化に気がついて
それは、「他者への共感」じゃない??
お母さんが悲しんでる↓
大好きなお母さん 悲しそう、だと思う
↓
ボクも悲しくなる
大好きな人には笑っていてほしい、悲しい顔をするのは辛い
そういう気持ちを感じたってことじゃない??
もう、わたしボンビーのショックはぶっ飛んで、
目が点、、息子のまさかの共感に。
すこし時間が経って、冷静に考えてみると……
自分の大切な人(お母さん)が悲しそうなのを見て、自分も悲しくなる。
【でも、なぜ、自分も悲しくなるのが分からない】
そうなんだ、、【大切な人が傷つくのは、自分も同じくらいの気持ちになる】のが分からないんだ。
その感じ方のちがい、脳の仕組みのちがい、を目の当たりにしたのです。
こうやって、アリさんの一歩ずつでいい。
自分の気持ちに気がついていってほしい。
すごい気付きだよ!
わたしには、まさに青天の霹靂!
と、思っていたら……
息子も日記に書いていました。
それくらい印象に残ったんでしょうね。
今日は、マイクラや、桃鉄をやったりしました。中でも桃鉄でお母さんとやって1位をとったぼくはうれしかったです。
お母さん、せっかく買ったぶっけんお金にしてかなそうだったね。終わり
(ぼくもかなしかったです)
いままでわたしは『悲しみ』の表情をみせることは少なかったのかもしれません。
(悲しいことはないほうがいいので、それはそれで良いことなんでしょうね)
何事も経験だなぁ~。
に、しても、他者への共感が『桃鉄』で、って……。
いかにも、息子らしいな。