夜中にドラマを見ていて寝不足です、七子です。
GW=家族が家にいる=TVを使えるのは家族が寝てから
と、いうわけで見られる時間が限られてしまうんです。ぴえん。
そうそう、息子が学校で「ぴえん」を覚えてきました。
ぴえん とは、泣いてる様、泣きたいような悲しい気持ちをあらわしているようです。……あ、そんなの知ってる?
もう親が知らないところで、いろんなことを覚えてきますね。
あれ、本題は……?
そうそう、自分の気持ちです。
自分の気持ちが分からない子
発達障害の子どもにみられる特徴のひとつに、自分の感情を理解、把握できないという点があります。
自分の「不快」にたいしては敏感に反応できても、うれしい、悲しい、楽しい、という気持ちをじゅうぶん理解できていないのです。
(個人差がありますので、過敏すぎる子もいます)
息子はわからないタイプ。
わたしが怒り心頭でお説教しても、眉を八の字にして困ったなぁ~といった表情で固まったまま。
道徳のノートは白紙。
うさぎさんの気持ちも、ぞうさんの気持ちもわかりません……。
けっこー重症だった? やっぱり分からない
うすうす気がついていたんですけれど、、
息子に「どっちが好き?」って聞くと、
「どっちもー!」
しか言わないんです……。
国語と算数は? どっちも。
唐揚げとハンバーグは? どっちも。
エビとカニは? どっちも。
あえて、どっちか?って聞いても、
どっちもー!
しか言えないんです。てきとうに片方を選ぶ、ができません。
わたしからすると、とてもカンタンな選択。
自分が「より好き」な方を選べばいいんですから。でも、それができない。
好きなものでさえ、自分のなかでの優劣がつけられない……
これって、わたしのなかでは衝撃的でした。
ま、まさに脳の仕組みが違うんだろうな、、。
自分の気持ちを聞いても、答えがない
そんななので、息子が叱られたときにどんな気持ち?と聞いても、無言……。
息子からは出てこないので、わたしから選択肢を出します。
うれしい
悲しい
苦しい
楽しい
悔しい
どれ?どんな感じ?と。
それでも選べません。
なので、二択にして、
楽しい or 苦しい
と聞いても選べません。
楽しいの?と聞くと、そうではない、とは言うんですけどね。
主治医のおすすめの聞き方は
・選択肢は2択に
・正解は後ろに
理由は……
複雑すぎると選べないから。
ワーキングメモリが低いので前のほうを忘れてしまいやすい。
話しは簡潔に、短文で。
まぁ、そうですよね。自分の好きの優劣がつけられないんだから、ほかの感情を言い表せといっても出てこないんだろうな。
さいごに
自身の成長で気がついていくこともあるのでしょうか。
これをわたしがSSTしていくのはできないなぁ~と思いました。
わたしは子どもの頃から本を読むのが好きで、しぜんに人物の気持ちがすぅっと入ってくるんです。
正直、「息子の『わからない』というのが、まったく分からない」んです……。
どう教えていけばいいか、お手上げ状態です。
ちょっと反抗期も出てきまして、う~む。