朝ドラ「エール」の初回放送を見終わり、そのままNHKをつけっぱなしにしていたら、流れた速報……
『志村けんさん コロナウィルス肺炎により死去』
白い文字のテロップに一瞬息がとまる。
アナウンサーの声に、オモチャで遊んでいた息子が画面をふりかえった。
「なくなった、、の?」
アナウンサーの言葉をくり返す息子に、そう、と答えたけれど、この子は「亡くなった」の意味をただしく知っているのだろうか?
「だれ?」
息子はドリフ時代はもちろん知らないし、バカ殿も見せたことがない。
でも「志村どうぶつ園」で、おサルさんと仲良しのおじさんはよく知っている。
あの、おじさんだよ、と教えた。
「コロナで しんじゃったの?
しんじゃったら、もう おサルさんと あそべないね……」
続けた声がすこし震えて目がうるっとしていた。
ちゃんと理解していたんだね。
不安がつよい子だから、死とか病気も、ときに異常に怯えるときがある。
そこから、母ちゃんも死んじゃう……ボクがおとなになったら。と負の連鎖が始まっていく。汗
(……まあ、息子はけっこうすぐに復活するけど)
「ねぇーねぇー、れんらくしてー!」
は?
れんらく?
「おとーさんに、メールしてぇ〜!」
おいおい、親戚のおじさんじゃないんだから。
すぐにネットニュースで知るだろうし。
息子はぜんぜん納得しなくって、わたしの腕を揺すりまくる。
だからスマホ画面でyahoo!ニュースを見たけれど、まだ速報が出ていなかった……
こんな小さな子にとっても、
お父さんに知らせなきゃ!と思わせるくらいの一大事なんですね。
親戚のおじさんくらい身近に感じる芸能人でした。
ネットニュースを読んだりTVで昔の映像が流れるたび、HSPっぽいわたしは涙があふれてしまいます。
みんなに笑いを与えてきた志村けんさんが、まわりの方にお別れも言えずに旅立たれたなんて悲しすぎます。
最後のときまで伝説を遺して。
志村けんさんは身をもって
「コロナウィルス、危ないよ!」と伝えてくれたと思います。
日本もすでに非常事態。
いままで以上に気を引き締めます。
みなさんもお気をつけて。
どうか安らかに。長さんと一杯やってくださいね
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