今期よいドラマがそろってます。
ドラマ大好き、七子です。
なんかねー、考えさせられるんですよ。親っていつになったら自信をもって「親」になれるのかな?
「ここは今から倫理です」
NHKドラマ
TVドラマでは山田裕貴さん主演。高校の倫理の先生です。
さすが倫理の先生だけあって、独自の考えがあって哲学者の言葉を生徒に語るのです。
第6回は、場面緘黙の男子になんとか喋らせようとする教師たちや、親に言われるがまま大学進学しようとする子の話。
今回も刺さった……
エリック・ホッファー(アメリカの哲学者)
他者への没頭は
それが支援であれ妨害であれ
愛情であれ憎悪であれ
つまるところ自分から逃げるための一手段である
これがね、自分に置き換えると、
息子への しつけも療育も
愛情からくるものだったとしても
自分が周りから責められないための 言い訳なのではないか……
そんなふうに思えてしまうんです。
ついつい言い過ぎてしまったり、
また失敗するでしょと決めつけたり、
(ADD不注意優勢なので、すぐ忘れて繰りかえす)
自分でも上から押さえつけてるような言い方になってるな……と思うことも。
「モコミ 彼女ちょっとヘンだけど」
こちらはテレビ朝日のドラマです。
小芝風花ちゃん主演。
モコミは幼いころから、いろんな「物」の声や気持ちがわかるという変わった子。
まわりからヘンな子あつかいされて、自分の意見がいえない子になりました。
やがて不登校になり、仕事も続かない……
このモコミを必死に守ってきたのが、お母さん(冨田靖子さん)。
モコミに変なこと言わないように、まわりから浮かないように言い聞かせてきたんです。
そんな娘を不憫に思いながら、なにか先が開けないか模索してきたんです。
でもそれは、本人の気持ちより周りの目を気にしてるところもあったのです。お母さんは無自覚で、、。
モコミには、母が自分をおもう愛情だとわかっている
でも自分らしくいられない悲しさ
板挟みになって辛くて……
お母さんのひとことが、けっこうトゲがあるんです。
でも、母の立場からしたらぜんぜん悪気はないし、娘を思っての気遣いのつもり、、。
ああ胸がいたい、
刺さりまくる、、
子どものため?自分の逃げ?
そう思って見ていての、「ここは今から倫理です」の言葉です。
他者への没頭は
それが支援であれ妨害であれ
愛情であれ憎悪であれ
つまるところ自分から逃げるための一手段である
子どもの本当の心に気がついていますか?
強すぎる親の思いで、かえって子どもが潰されそうになってませんか?
愛情も呪縛になることも、毒親になりかけていませんか?
どちらも土曜の深夜放送。
ふだんは録画してみていますが、うっかりリアルタイムに見ちゃうと、
お酒の量がふえてしまいます、、ホントに反省してるのか??
自分の子どもであっても、一歩ひいて 見まもる姿勢
これを忘れないように。わたしもいつでも毒親になりかけそう、、。
↓ 高橋一生さんも目が離せません!