4月から始まったNHKの連続テレビ小説『半分、青い。』
見始めたら良くて、呟きたくなってしまいました。笑
今回は感想を。(ネタバレが少しあります。)
発達障害は出てきませんが『障害』があっても楽しく生きていきたい、そんなストーリーに今後さらに期待しています。
舞台は、昭和の岐阜の山あいの町。左耳の聴力を失いつつも明るく愛らしくちょっとぶっ飛んだ女の子が繰り広げるストーリー。
温かい家族や友だちに囲まれて、物語の世界にどんどん引き込まれていきます。
私、初めての連ドラです。
見ようと思ったのも、私のおばあちゃん家が岐阜(地域はちがいますが)で懐かしい方言の響きが心地よかったから。あと、佐藤健くんが出るから(母がファンなんです)笑。
あまり内容を知らずに見始めたのですが、主人公の鈴愛(すずめ)ちゃんは小学校3年生で左耳の聴力を失います。
今週がそのシーンでした。
娘の聴力が失われたことを嘆く母、松雪泰子さんの涙。
診断を説明する医師に「他の人のことはいい!」「私の娘は一人なんです!」と感情的になってしまったこともズシンときました……息子が診断を受けたときを思い出して。
親は自分の子をなんとしても守りたい
なのにもう打つ手がない……
「変わってやりたい」
子どもに見せないように、娘を思い夜ふとんの中で泣いている母。
本当に。変われるのならばなんとしてでも変わりたい……。
どうにもできない虚しさで悲しさで。
母の思いとは時代も場所も変わりなく、万国共通なんだな、と。
偶然起きてきた鈴愛ちゃんは廊下でお母さんの泣いている声を聞いてしまう。
「お母ちゃん泣き虫やから。私が泣いたらみんな悲しくなる。」
と泣けずにいた鈴愛ちゃん。
鈴愛(すずめ)という名前をからかわれて、怒って男の子にゴミ箱を投げつけ怪我をさせたことがありました。
その理由も黙っていた。
「お母ちゃんがつけてくれた名前をからかわれたって知ったら、お母ちゃんがショックを受けるから」と。
その母を思う気持ちにまた泣けます。
そんな鈴愛と同じ日に生まれた幼なじみの律(りつ)くんは天真爛漫な鈴愛といっしょに成長し、優しく寄り添ってくれます。
聡明な子で大人びた視点ももっていて同級生から浮いてしまうところもあるけれど鈴愛とは仲よし。また律は機転をきかして鈴愛を助けたりと、二人の補いあう幼なじみの関係も素敵です。
子どもは子どもなりに考え、周りのこと、自分のこと、言ったり言わなかったり。
私もあったなぁ……
ホントのこと言ったら、お母さん傷つくやん。って思って言えんかった。
なのにお母さんめっちゃ怒ってて。
あーーもう!って内心思いながらも黙ってた。
今は大人目線でしか見れなくなった、子どもの気持ちを思い出しました。
そういうのを丁寧に表現されてて胸が温かくなります。
母親目線で見た子どもの母を慕う思い
子どもの頃の、子どもなりの表現のしかた
どちらも感じられて、うるうるが止まりません、、。
昭和に子ども時代をおくった年代。
懐かしさに、自然の美しさに、癒されます。
いいドラマ観れたな〜。
来週から高校生のシーンになるそうです!
青春編も楽しみです。
BSではまとめて配信が土曜日にあります。興味があったらご覧くださいね。
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