息子、まだ眠たいのに起こされると、ものすごく寝起きが悪いです。
寝ぼけながらギャーギャー言いながらパンチとかあります。
今週もなかなか起きない日があり学校に間に合わなくなるので、しぶしぶ起こしました。
案の定、ギャーギャー。
眠たいのはわたし(母)のせいじゃない。
きのうの夜、はやく寝なかったのは自分でしょ。
正論を言いのこしキッチンへ行ってしまうと、息子、逆ギレ。布団を蹴るわ、ぬいぐるみを投げるわ。
最後に、わたしの枕とタオルをリビングまでぶん投げました……。
すさまじい荒れ様……
とんできた枕とタオルをひろい、戻しに行きながら、
「ひどい……
お母さんの 枕 投げるなんて。
こんなにグチャグチャにして……
お母さんが なにをした?
すごく悲しい。すごくイヤな気持ち。」
いかに傷ついたか、言葉にして息子に言いました。
無反応。
いつもそう。こういうとき、素直に「ごめんなさい」とは出てこないです。ムッとしているだけ。
もう登校時間まで余裕もないので、もう無視しました。
お互い無言で、息子はテーブルの朝食を食べてました。
顔も見たくないので、わたしは洗濯をしに洗面所へ。
そうこうしていると、いつも家を出る時間。
息子が動く気配がしません。
ルール遵守の息子が、おかしいな?
「遅れるよー!? 」
と、息子の姿をさがすと、座りこんだ小さな背中が。
「なに してるの?」
のぞき込むと、わたしの枕にタオルを巻いていました。
頭の高さ合わせのタオルなので、巻き方にコツがいります。
くしゃくしゃに巻かれて、いつもの枕とは大違い……。
息子はまたやり直そうとします。
「直してくれてたの?! ありがとう。」
「タオルね、こーやって、こっちをー
ぱたんして、んとねー、……」
息子を抱きしめようとすると、納得してないようで、まだやり直そうとしてました。
「これで大丈夫だよ。
もう時間ないから。学校だよ。」
ハッ!
っと気がついて息子は走って行きました。
いつもは頭ごなしにガミガミ怒っちゃうんですけど。
なんかもー怒る気力すらなくなって、でも小言のひとつでも言わんとな、ってな感じだったんです。
反応もないし、ホント腹たつわコイツめー!って思ってました。
でも多少なりとも、息子なりに感じることがあったのかな??
その日学校から帰って、いちばんにしたのは、枕にタオルを巻きなおすことでした。
気になってたのかな?
やっぱり「お母さんが悲しむ」ってのは子ども心にくるものがあるのでしょうかねぇ。
ちょっとジーンとしてしまいました。
……いや、待てよ?
そもそも、あさ遅刻しないように起こしたらキレたんだよね?
まず、ソコなんとかしようよ〜〜!
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