息子のワーキングメモリが低くて、すぐに忘れてしまう……
という悩みを以前の記事に書きました。
それが驚きの記憶力を発揮したのです!
(対 息子比。言い方が大袈裟すぎ……)
ワーキングメモリが低いと忘れてしまう
たとえば、口頭で聞く
「なな たす ろく は?」
は覚えていられないけれど、問題を見ると
7 + 6 = 13
すぐに答えが出てきます。こんな感じ。
息子の記憶力をすこしでも伸ばせないか、考えていました。
心理士さんによると、持って生まれたものなので、訓練しても劇的に伸びるということはなく、多少の改善、、くらい。
それより得意な能力をつかってニガテを補う方法を見つけていくほうが、本人の自己肯定感も損なわれないです、と言われました。
……そう言われても、なんとか足掻きたいのが親の心情、ですよね。
記憶ゲームで楽しくしたら……
そこで、遊びながらできる記憶ゲームをやってみました!
(*わたしの思いつきなので、記憶力への効果は?です)
順番になまえを言ってみよう!ゲーム
1. 種類を決めて(くだもの、動物、電車 なんでもOK)、順番になまえを言います。
2. つぎの人は、まえに出たものを全部いってから、自分の分を言います。これをくり返していきます。
うちは「くだもの」でやってみました。
息子:りんご
ママ:りんご、ピーチ
息子:りんご、ピーチ、バナナ
ママ:りんご、ピーチ、バナナ、みかん
……とくり返していきます。
りんご、ピーチ、バナナ、みかん、ぶどう、メロン、すいか、レモン、パイナップル、いちご、なし、アボガド
……なんと12コも続きました!?
途中でわたしのほうが忘れてしまいそうになり、息子はヒントを言ってくれることも!
計算式は忘れてしまうのに、こんなに覚えていられるの〜。
どれくらい覚えていられた?
半信半疑だったので、ちょっと実験しました。
このゲームはお風呂でやったので、30分以上たった寝る前のハミガキのときに聞いてみると……
覚えていました! 間違えもなし。
さらにさらに、翌朝にも聞いてみました。
お父さんに聞かせる風にして、りんご、ピーチ、り、、なんだっけ?とつぶやくと、、
覚えていました!!
半分以上、答えていました。ビックリ……。
え? どいうこと? 覚えるのニガテじゃないの??
頭に残る記憶
すごく不思議で、心理士さんにこの話をしてみました。
すると、エピソード記憶ですね、と。
エピソード記憶
なにかの経験やストーリーに関連づけて覚えている記憶。
関連づいているので忘れにくい
たぶん息子のなかでは、くだものは今までの経験などに結びつけて覚えやすかった。
計算式、数字は、息子の興味を引くものではないので忘れてしまう。
電話番号とか会員番号とかその場だけ覚えておくのが短期記憶
家までの道順や自分の携帯番号などずっと覚えているのは長期記憶
ワーキングメモリが低いと短期記憶がニガテです。
覚えておくには長期記憶にしていくのが必要。
そのためには
・くり返して覚える
・エピソードや経験に関連づける
と長期記憶として定着するそうです。
さいごに
なるほど〜〜!
きっとくだものは、見た目、色、味、匂い、いろんな感覚で覚えているから、なまえゲームでも連想しながらできたのかしれません。
いままで五感をフルに使って!を意識して、経験させるようにしてきました。
計算式もめんどうだけど、玉そろばんで確認しています。
この努力に、いつか小さな花が咲くといいな。
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