雨上がりには虹が見えるよ ー軽度自閉っ子くんとの歩みー

発達障害 軽度の息子(小3)との日々を綴ります。こだわり特性など上手くやっていきたいな

給食ナフキンをわすれた息子を、ほめました?! 叱らずにほめる育児

こんばんは、七子です。
大きな地震がありましたね。みなさんの地域は大丈夫でしょうか? 震災を思いだし、怖い思いをされている方もいるかもしれません。安全と心の安定をたいせつにしてくださいね。


今日は『給食ナフキンをわすれた息子をほめた?!』という実話です。

忘れたのに、ほめる??

フツーそう思いますよね。

 

あれ?このナフキンは……

とある日の洗濯のとき。
あれ? さいきん見ていないナフキン……。息子に聞いてみると、

「うん。ナフキン わすれちゃって。」

と言ったので、

「偉いっ!」

とほめたのでした。

 

忘れたのに、ほめる?

そうなんです。
息子はナフキンを忘れたけれど、洗濯物にはちゃんと出したんです。


からくりは、コレ!

 

学校に予備の『給食セット』を置いています。
去年忘れたときに、プリントの裏紙をナフキン代わりにしたときいて、すぐに『予備の給食セット』を学校の机の引き出しにいれるようにしました。

 

かれこれ一年。
時間割りチェックしているので、給食セットの忘れ物はありませんでした。

ずっと予備セットはつかっていません。
(長期休みで持ち帰り交換)

 

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気がついて自分でリカバリ

今回、息子はナフキンを忘れて、予備セットから出して事なきを得たのです!!
これは偉いっ!

自分の失敗を 自分でリカバリーできた!

だれにも迷惑をかけず、自分も困ることなく済ますことができた。

 

人間だもの、忘れたり失敗することは ある。
そこを自分でカバーできれば、困りごとは半分に。

 

自分の力で回避できるのは素晴らしい!

 

 

 

 

 

叱らずに ほめる育児へ

昔のわたしなら「忘れたこと」を責めていたでしょう。
しっかりしなさい、何をやっていたの、と文句ばかり言っていたでしょう。


でも、ニガテなことは他の人と同じようにはできないです。
ニガテならそれをリカバリーできればOKじゃん。
それができれば、ニガテの半分は克服できてるってことでは?


息子と過ごして、そういうことに気がついたんです。

発達障害の子育てを学んでいくと、叱るより『ほめる』が大事。

悪いことを責めずに、できたことをほめる。
そのほうがどんな子どもも伸びる。

だから『失敗に気がついて自分でリカバリーできた』点に着目すれば、息子をほめることができるわけです。

 

 

リカバリーするには

子どもは経験値がたりないので、自分でどうすればリカバリーできるか案がうかびません。
だから、さいしょは親が見本をみせる

ふでばこを忘れたら、、

・先生にえんぴつを借りる
・友だちに借りる
・引き出しに予備を置いておく
・ランドセルに予備をいれる
・色えんぴつをつかって書く

こんなにもいろんな方法があります。
こういうアイデアを教えて、そのなかで自分でできることを考える。 

だんだん自分でそのアイデアを出せるようにする。

 

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さいごに

小学校2年もあと1ヶ月ちょい。
来年度はもっと本人にまかせていこうと思っています。

叱るよりほめるほうが、自分も気持ちが違うなぁ~。

私もさ、成長してきたかも?!
こんな歳になっても人間は進歩できるんですね~。

 

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