みんなちがってみんないい。七子です。
きょうのTV番組『ワイドナショー』で出てきたスニーカーの色が話題になったみたいですね。
何色に見えますか?
公式サイトがみつけられなかったので、こちらのサイトをご紹介します。
正しい色は、ピンクと白 なのですが、
なかには、緑とグレーにみえる人もけっこういるそうです。
見えかたが違うからといって変なわけではありません!ご安心くださいね。
これは錯視(さくし)と呼ばれるものと同じ原理だそうで、脳が勝手に補正してしまうらしいです。
これを言いたかった!
みんな同じでしょ。いっしょに見えてるよね!
って大きな誤解。
人間はこんなに違っているのに、自分のほうをあたりまえでしょって思って生きている。
実はみんな違うんだよ
これを知っているだけでどれだけ優しくなれるのか。
けっこう違うんです
わたしは数年前にきいた講演会で、別の写真でこの現象を見ました。
そのとき教授は「見えかたの割合は 6:4 くらい」と説明されていました。
(見えている人の割合が、ピンク 6 :グレー 4 )
もし夫婦で違う見えかただったら「なんで? ピンクって言ったでしょ〜!?」と夫婦喧嘩の危機です。苦笑
色の見えかたは『色』という他者からもはっきりと識別がしやすいので分かりやすい例です。
でも、どっちだから良い悪いというのではなく、そう見える人もいるということをお互いに知って認めることが大事なのです。
4割の人を否定します? しませんよね、多数いるから。
人間というのはいろんなところにこういう違いがある。
でもこれがごく少数だったら……。
否定されやすいんです。たとえばLGBTとか発達障害とか。
違いを知る
『発達障害』も、まさにこの典型的なものです。
脳のしくみが生まれつき違う。
だから、機械のような記憶力、無限の芸術性、域をこえた聴覚・味覚などをもつ天才が生まれる。
その一方、あきれるほど不器用だとか、何度注意してもできないことがある人もいるのです。
わたしたちは自分が生きてきた経験してきたモノサシで判断します。
・記憶力がいい → すべての面で賢い、仕事ができるでしょ?
・絵がめっちゃ上手 → なんで読めないくらい字は下手なの?
ある能力において優れていると他の面でもトータルでできるでしょ、という勝手なモノサシだったりします。
自分と違うことを理解する
これはなかなかの修行です。同じとか近いものは想像するのも容易いけれど、まったく違うものを受け入れるのは、自分を超越していかなきゃならない。
苦しいです。
できません。
親であっても、まだ子を理解できていない。
でもそういう人たちがいると知ることができました。(自分の子を認めるのは感情が複雑に絡まっていちばん最後なのかなと思ったりします。)
さいごに
今回のスニーカー、もっと広まるといいなと思います。
それといっしょに「人はみんな違うんです」という理解が広がってほしいです。
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