長い連休もあけて本格始動ってかんじですね。
そして、すこし慣れてくると問題が出てくるころでもあります。
そんな時期にむけて、書籍の紹介です。
みつけたときに、コレめっちゃいいやん〜!と声をあげてしまったほど、とても良い本です。
【書籍】発達障害のある子への支援 [小学校]
こんなとき、どうする?発達障害のある子への支援(小学校) 安倍陽子/諏訪利明 ミネルヴァ書房 2009年03月 売り上げランキング :
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特別支援教育をすすめる本 2 こんなとき、どうする?
発達障害のある子への支援 [小学校]
本の流れ
サブタイトルにあるように「アスペルガー症候群[高機能自閉症]、ADHDを中心に」特性のある子どもにありがちな問題を解説しています。これが分かりやすい!
よく起こりそうな事例を紹介
↓
まずは、その場での対応
↓
NGな対応(やってしまいがちなこと)
↓
改善案を2〜3パターン紹介
(紹介)事例4 忘れものが多い p.30
●具体的な例と、起こったことの前のいきさつも書かれています。
小学5年生のあきひろくんは何度注意しても忘れものがなくなりません。今日は図工の時間に……(中略)……本人はしょげてしまっています。
●まず、その場ではどうするか、の対応法
→学校のものを借りる、ほかの子に借りる
●NGな対応の紹介
「また忘れたの?」とだめ押しする
→どうしてNGなのか理由も説明あり。
●その子にあわせた支援プランの例(p.33〜)
「こうしてみよう」というプランが2〜3例のっているので子どもに合った方法を選べます。
プラン1……原因に即した対処法
→忘れていけないものの入れ場所を決める
持ち帰りのものを減らす
プラン2……連絡帳を書きやすく工夫する
→連絡帳を書く時間をきめる
何をどこに書くかわかる工夫
プラン3……時間割を確実にそろえる工夫
プラン4……家庭とチェック方法を統一する
このように内容がより具体的でわかりやすいのです!
よくある事例がたくさん
ほかにも子どもに起こりがちな問題がたくさん事例にあがっています。一部を紹介すると……
・勝手に席を立つ
・片付けられない
・こだわりが強い
・パニック
・手作業が苦手ですぐ投げ出す
・登校をしぶる
・乱暴な行動をする
ほら、もう気になってしまうでしょう!
子どもの発達が気になるママなら上の項目に反応してしまうかも。
発達障害のきほんから特別支援教育についてまで
全ページがカラーでイラストがあるので見やすくなっています。
漢字にはふりがなは無いのですが、子どもにもわかりやすいと思います。
注:タイトルに「発達障害」と入っているので本人に告知していない場合は本を見せるには気をつけてくださいね。
さいしょのページには発達障害について。
うしろには小学校での支援について(特別支援学校、支援学級、通級、特別支援教育コーディネーター、子どもに適したクラスなど)書かれています。
特性のある子がいる親なら知りたい情報ばかりです!
年齢にあわせて
これはぜひ、学校・先生にも読んでいただきたい!
息子の忘れ物の悩みもこの本を参考に対処を考えてみます。
年代ごとにシリーズが出ているので、お子さんの年齢で選べますよ。
こんなとき、どうする?発達障害のある子への支援(幼稚園・保育園) 諏訪利明/安倍陽子 ミネルヴァ書房 2009年03月 売り上げランキング :
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こんなとき、どうする?発達障害のある子への支援(中学校以降) 中山清司/内山登紀夫 ミネルヴァ書房 2009年03月 売り上げランキング :
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