--記事アップの際にトラブルがあったようで再掲載します--
発達障害(自閉症スペクトラム)と診断された2013年生まれの息子との日々を綴っています。
息子は極端な人見知りです。
就学相談などのお話をしていたときに先生から聞いたのが、いかにも息子らしくて!
そのときのエピソードです。
担任の先生すら打ちとけるのに時間がかかる息子。
年長の担任は年長さんもなんども受けもった経験があり、周りからもとくに評判の良い先生です。
それでも、なかなか話しかけても視線もあわせてくれない、返事もあまり返ってこない息子の態度に、先生もすこし不安も感じられていたようでした。
(もちろん私からこういう子なので……とお伝えはしていました。)
1学期の終わりごろ、ようやく会話らしいコミュニケーションができるようになりました。
先生も笑顔でお伝えしてくれ、私もとても嬉しかったです。
ーー夏休み、どこにいってきたの?
ーーしんかんせん のったんだよー。
↑ ビミョーにかみ合わない会話が息子っぽい感じです。
夏休みも終わり就学相談の話のさいに聞いた話なのですが……。
先生はすごく子どものことを考えてくれて、今の息子からもう一歩進めたい!と思い、わざと声をかけるのを減らしたそうです。
息子が自分から「せんせい、あのね、」と言ってくれるのを引き出そうとしてくださったのです。
すると……
息子、先生のまわりをウロウロ。
……プール いったぁ。 ……ギョーザ つくったんだぁ。
と、つぶやいてはウロウロ。
先生がつぶやきに反応してくれるのを待ってました〜!!と言わんばかりに!笑。
先生も「おっ!?」と話しかけたい気持ちをおさえて待っているそうですが、「あのね」の呼びかけにはまだまだ時間がかかりそうです。
自分から話しかけられない息子に、先生が渡し舟を出すとそれはそれは嬉しそうに話しはじめるそうです。
先生は大人気でいつもみんなに囲まれているので、その取り巻きに入るには勇気がいるのでしょう。すこし離れた場所からつぶやいている息子を想像したらおかしくって!!
そしてそういう息子にも気を配ってくれ、次のコミュニケーションを促してくれる先生にも感謝しても足りないくらいです。
先生から聞いて帰宅後に「せんせいと おはなし した?」と聞いても最近は
「ひーみーつーー!」
としか言わないときも出てきました。男の子はほんとうに話してくれませんね〜。
母としては、嬉しいような、さみしいような。
……これはもしかして、ほのかな、恋心?!
せんせい、かわいいもんなぁ〜!!
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