雨上がりには虹が見えるよ ー軽度自閉っ子くんとの歩みー

発達障害 軽度の息子(小3)との日々を綴ります。こだわり特性など上手くやっていきたいな

だんごむし仲間

幼稚園から電話がかかってきました。

息子がお友だちとぶつかった拍子に、床に耳を打って大泣きしたそうです。
血もでていないし、その後のようすも変わりなかったですが、念のため連絡をくださいました。

 

先生から詳しく聞くと…… 

showがゲームで一番になって大喜び!
それを仲良しのおともだちTくんも喜んでくれて、抱きつこうー!としたら、

ゴッチンコ!!

Tくんもごめんねと謝ってくれて、showも仲直りしたそうです。  

 

その光景を想像したら、嬉しくてうれしくてたまらなくなりました。^_^

最近showが幼稚園の話をしてくれるとき、なんにんかのお友だちの名前が出てきます。
Tくんはいちばん仲良し。
もう一人のお友だちと三人でいつもだんごむしを探して遊んでいるそうです。
彼らは「だんごむし仲間」なんです。
(息子の話は意味不明で、先生から聞いて初めて理解できましたが。苦笑)

  

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(※写真はイメージです)

 

幼稚園に入れたとき、仲良しのお友だちができるか私はとても不安でした……。

これは一般のママの心配とはちがい、息子の自閉症という障がいのためです。
自閉症の子は他人への関心が薄い子が多いです。(もしくは関心が強すぎて距離感が近すぎる子もいます。)

息子が2歳のときに通っていた療育教室でもお友だちに対して関心が薄く、母親とのやりとりしかできませんでした。慣れてきてやっと遊ぶお友だちが2、3人できました。しかし今おもえば、同じような特性がありそうな子だけでした。


そんな子に、おともだちが!!

しかも息子が勝ったことを喜んでくれる、優しいお友達です!

 

ありがとうありがとう!って100回言いたい。
おばちゃんがあなたをハグしたいくらい! (Tくんがイヤですよね。)

 

息子が幼稚園でお歌をおぼえて家で歌っています。
〝いちねんせいになったら〜

   ともだち100にんできるかな〜〟

 
もちろん100人もお友だちができるのって素敵なこと。
でもいろんな個性があるから、それを分かり合えるお友だちができることが、かけがえのないことだと思います。

 

楽しんで、泣いて、笑って。ときにケンカして仲直りして。

息子にもそういう経験をしていってほしい、親の願いです。

 

寒くなってきたけれど、だんごむし仲間はこれから何を始めるのでしょう?
想像するだけで、胸がほんわりしてきます。^_^

 

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