雨上がりには虹が見えるよ ー自閉症のしょうとの歩みー

自閉症スペクトラムの息子(2013年生)との日々を綴ります。家でできる療育をしながら楽しく、ときに悩ましく毎日を過ごしています。

夏のおもいで

はてなブログ  今週のお題「#平成最後の夏」

---

 

セミの抜け殻
100均の野球のセット
屋台で買ったピカピカ光る剣
夏の終わりにあらわれた入道雲


息子の夏の思い出。
去年の甚平は小さくなって、新しいのは渋い感じになりました。
藍色に柄入り。よく見てみると「あぁー、カブトムシだっ!」と歓声をあげるところはまだ可愛さが残ってるなぁ。

外は息をするのも苦しなりそうな暑さの中でもけたたましく鳴くセミの声。
聞くたび「あれは ミンミンゼミだね。」と幼い声で学者気取りな発言をくりかえす。
お父さんと昆虫の特徴を言いあって知識くらべみたいです。
なんど聞いてもお母さんは「セミ」としか分からないんだけどね。

 

f:id:rainbowshow:20180826215201j:plain


甲子園は今年100回大会。
テレビ中継をじっと見つめる息子。
とつぜんピッチャーの真似を始めました。構えて投げるも、、それはドッジボールだよ?
私の知らないうちにお父さんに野球セットをおねだりしていました。

私からすると野球はいちばんやらせたくなかったんです。
身体を動かすのは不器用だし、チームワークを求められるし、ゲームの駆け引きもある難易度の高いスポーツ。息子にはハードルが高すぎる……。
でも、本人が何に興味をもつかは自由です。
やっぱり男の子だなぁー。

100均で買ったプラスチックのバッドとボールで野球ごっこしていました。
「こんどは おとーさん、なげてー!」
ボールをデタラメに投げたり、バッドは空振り。ゴルフのスイングみたいな大振りです。
キャッキャと楽しそうに交代しています。
父子の遊びを、ふたりの時間を、私は眺めていました。
微笑ましいような、寂しいような。

 

f:id:rainbowshow:20170826153421j:plain


夕暮れ、家に帰るときに息子がきゅっと手をつないできました。
「おかーさん、みてー! きれいだねー。」
陽が沈みかけ、空はみずいろからオレンジのグラデーションになっています。
今年は暑すぎて見かけなかった入道雲があらわれました。
「ほら、あれが にゅうどうぐも だよ。」
「しってるー! もくもくって おおきいんだよ。」
私が教えていないのに、絵本で見たのを覚えていたようです。そっかーもう知ってたんだ。
「あー!オニヤンマ だー!」
スーッと通りすぎたトンボに叫びます。昆虫図鑑でみて名前も分かるみたいです。秋の訪れももうじきかもしれませんね。

 

空のいろを見てごらん、と教えた、あのときと同じ道を歩いています。
もう抱き上げなくても夕陽が見える背の高さになりました。
美しいものを感じられるようになりました。
自分でいろんなことを吸収していくようになりました。


こんなに大きくなったけれど、コケて痛くて泣けちゃうときはお母さんのところに走ってきます。
生意気に反抗するけど、夜寝るときには「おかーさんと いっしょに ねたいな、とおもって。」ってすり寄ってくることも。

 

お母さんのそばにくっついていてくれるのは、あとどれくらいでしょう。
今年の夏も終わりにむかっています。

 

今週のお題「#平成最後の夏」

 

---
お読みくださいましてありがとうございます。
にほんブログ村に参加しています。よろしかったらclickお願いします。

---