子どもは成長がはやくて、服もすぐにサイズアウトして着れなくなりますね。
今回はくつ下のお話。
くつ下もすぐにダメになってしまいます。
このあいだ、雑巾代わりにしてピクニックシートを拭いていました。
すると、そこへ遊んでいた息子があらわれました。
「あ、それ……」
「そうよー、足が大きくなって履けなくなったから、もうバイバイするの。」
「……。」
てけてけと歩いて行ってしまいました。
なんだか様子がおかしいな??
もしや……
のぞきに行くと、息子は布団にうつ伏せてしくしく泣いていました。
どうしたの?
「おとーさんに あいたーい……(しくしく)」
<おとうさんに あいたい>とは泣いたときに出る甘えの言葉。
ショックだったのです……自分のくつ下が捨てられるのが!
物に対する思いがつよい子で、なんでも取っておきたいのです。
今回のくつ下も、私が「捨てるね」と確認をしていませんでした。
そりゃぁーお母さんが悪いよ。
聞かなかったんだもん、バイバイするよって。
でもさでもさー、泣くことないだろぉ?
この世の終わりかのように嘆き悲しんで父を求む……
って、たかが「くつ下」やぁーん!
はぁ〜、心の叫びをなんとか抑えました。
毎回なんです。
物を捨てるたびに、コレ。
でも聞けば、返事は「ダメ〜!」しか言わない。
同じものしか作らない折り紙(一つで充分)
工作した作品(ゴミのかたまり??)
おえかき(やっと絵らしくなってきたけど)
私も物を捨てられないタイプなので気持ちはわかるけれど、なんでもかんでも置いてはおけません。
新しいのを見せるとあっさり手放すことも多いのですが、今回みたいに確認を怠ると、彼は絶望の淵に落ちていきます……。
ものすごいションボリするんです……。
あまりにひどいので、なんでも必ず本人に話してから処分するようにしています。(イヤだ!と言っても捨てる方向へ誘導します。笑。どうしても譲れないものは私のほうが折れます。)
ちなみに、ないしょでゴミ袋に入れておくと……すぐに気がついて救出してきます!
なので見えないように包んで捨てたり、と工夫しないと。
もう、母と子の駆け引きです。苦笑
物を大事にすることと 物をためこむことは違う
物を処分するタイミングも知ってほしい
悲しい気持ち、イヤな気持ちが残らないように
じょうずにお別れできるよう、納得してから捨てる
親子でちょっとずつ学んでいます。
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