7月になりました! 七子です。
お、いま 今年初の セミの鳴き声がきこえました!
……どうぶつの森といっしょだ! とニンマリしちゃいました。
息子のクラスでは席替えがあったそうです。
なんか夏がはじまったなぁ~という感じがします。
ごはん だけど……
さてさて。
その日は夕食のしたくが遅れてしまい大慌てで料理していると、息子が
「ゆうごはん、まだ~?」
とやってきました。
ごめーん、もう少しだからねー、とバタバタしていると
「ボク ごはん。」
だからー、ごめんてば。もうすこし待って。
「ごはん なの!」
お腹 すいたのー?!
「ちがーう! すいたけど。ごはん じゃなくて。
せきがえ して ごはんで…… きゅうしょくのー とうばんさんが……」
わかんないよー!
わたしは難聴ぎみで、小さい音やいくつもの音がする状態では聞きとれないのです。息子のボソボソ話す声は途切れとぎれに……。
ごはん だけど、ごはん じゃない
息子も逆ギレ!!
「ごはん じゃないってば!
(ムシャムシャ食べるジェスチャーで)
ごはん じゃなくてー、
せきがえ して、『ごはん』なのー!」
ごはん??
せきがえ?
席替え?
5班ーー?!
紛らわしいわーー!!
ご飯のときに、5班って、、。
主語を言えぇぇーー!! 毎回言っとろぉーがっ!
コントな会話
わが家では、こういう会話が日に何回もくりかえされます。
「食べる『ご飯』じゃなくて、席替えして班がかわって5班になったよ。」なんて説明できません……。
息子の話し方は年中さんレベル。
ほら、アゲイン ↓
「ごはん じゃないってば!
(ムシャムシャ食べるジェスチャーで)
ごはん じゃなくてー、
せきがえ して、『ごはん』なのー!」
まだジェスチャーが出るようになったのは、大きな大きな大きな進歩!!
これがなかったら、まだ同じやりとりが続いたと思う……。
もうさ、毎日がコント?! なの?
自分の言いたいときに、言いたいこと(単語レベル)をとつぜん、言う。
相手の様子や状況をいっさい気にしないで。
それを、難聴の母ちゃんが、体を90度に曲げてボソボソ声をひろいながら、足りない部分を想像して、
「え? なんだってぇ~?」をくりかえし……。
笑いのなかにも、つ、疲れる……
真意がわかって大笑い。
そりゃ誤解するでしょー、ご飯の時間に『ごはん ごはん』って。
それを伝えて、まちがいやすいでしょ~と諭し。
息子は、うむむ~としかめ面。
(たぶん、勘違いしたおかあさんが悪いんだ! と思っている)
『相手に伝える』って、息子にはこんなにハードルが高いことなのね。
・息子の話し方スキルがおさないこと
・人にどう伝えたらいいか、他者の側の視点がぬけてる
・相手のニガテ(難聴)への配慮が欠ける
体はどんどん大きくなっていくのに、コミュニケーション能力はカメさんの歩み、、。
それでも、ジェスチャーできるようになった = 伝える手段を身につけた
ちょっとずつでも伸びてるんだよね。
母の難聴と脳の萎縮はウサギざんのかけっこ並みだから、カメさんがんばって追いついてほしいなぁ。