発達障害(高機能自閉症)と診断された2013年生まれの息子との日々を綴っています。
つい先日息子の怪我の話をアップしましたが、今度は母がやらかしました。
息子の自転車の練習の帰り道、横断歩道で大げさにすっころびました……。40過ぎのおばさんが止まってくれた車の前で!
手のひらには2センチの擦り傷、ズボンのヒザが破れて肌にも傷が。
痛みも恥ずかしさもいっぱいで立ち去りたいのに、息子も転んで大泣き、母の血を見てパニック状態!!……大惨事でした。
なんとか家に戻り、まずは私は傷口を洗おうとしていました。
すると息子は納戸でごそごそ。どうやら救急箱の中にある絆創膏を出そうと思ったようですが、上の棚に置いてあるので息子には届きませんでした。
私が手を洗いながら「痛ーーい!!」と悲鳴を挙げていると、息子が洗面所に飛んできて、
「だいじょーぶ、だいじょーぶ。よしよし。」
と頭を撫でてくれました。
こんなお世話をできるようになったんだと感心しながら、幼稚園カバンの片付けを促して、私はおやつの準備を始めました。
息子は手を洗うとごにょごにょ言いながら冷蔵庫へ向かいます。
「こおった ゼリー だして あげるからね。」
今日のおやつはプリンだよって言ったんだけど、気が変わったのかなぁ?と思いながら息子を見ていると、冷凍庫から取り出してティッシュを何枚何枚も重ねていました。
……ん?プレゼントごっこ?
おもちゃをハンカチで包んでプレゼントする遊びをよくやるので、ゼリーで遊び始めたようです。
「はーい、おかーさん。これ つめたいからね。」
とティッシュに包んで渡されました。見ると、それはゼリーではなく保冷剤でした!
特大サイズの保冷剤を、チューチューアイス(チューペット?ぽっきんアイス?)みたいにティッシュで包んでくれました。
息子が痛いときや痒いときに私がやっていたハンカチで包んだ保冷剤で患部を冷やす方法を思い出したのです!
まぁーー!うちの子、こんなことできる子だったの!?
嬉しいやら驚きやら胸が温かくなる気持ちでいっぱいでした。怪我をしたときにどうすれば良いか、それを誰かにやってあげる、痛がる人に寄り添える優しさ、4歳の我が子がここまでできるなんて!!
こんなにいい子なんですが、困ったところも……。
「おかーさん、どうろ(横断歩道路)で はしるから ころんだ。もっと ゆっくりなら よかったのにー。」
今回のことを反面教師にしようと上記のことを私が息子に言ったのです……が、しつこいよ〜!!息子は印象が強かったことに関して何度もなんども繰り返して言います。今回もそう。
仕方ないんですが、私の悪い部分を強調するような話し方をするのでウンザリしてきます。
「そーだよ。でも、もう終わったことは仕方ない。次からは慌てない・走らないように気をつけるね。だからもう終わったことは言わないよ。」
と諭しました。
しつこく言わないというのも今後教えていく必要がありそうです。私の精神的にも重要!
母親が怪我をして息子の優しさを感じることができました。そしてもっと教えていくこともたくさんあるなとも改めて思っています。
息子よ、ありがとう!!
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