先日の地震は大丈夫でしたでしょうか? 七子です。
こちらは震源地から離れていますが揺れました。
まだ余震があるかと思うのでどうか慎重に行動してくださいね。
日本も世界も不安がたちこめます。
なにも怖れずふつうに生活できることが幸せなんですね。
すこしでも気持ちが明るくなるような話題にしようと思います。
コロナ減退でリフレッシュ
コロナ禍の谷間、全国での感染者が数百人と減ったころに旅行をしました。
癒しをもとめてパンダを見に行こう!と。
和歌山のアドベンチャーワールドに行き、つぎの日は奈良へ。
子どもは仏閣には興味がないだろうから、鹿にせんべいをあげるのと、大きな大仏様を見ることにしました。
息子は
「大仏なんてつまんない。
ボクはいかない。入り口でまってる。
入りたくない。
つまんない。ヤダ。
行きたくない。」
ずーーっとリピート。
呪いの呪文か?!
せっかく東大寺の門まで来たのに入らず帰るなんてありえない!!
親は必死で説得しますが、ブツブツ呪文を唱えるばかり……。
こんな観光客がたくさんの場所に子どもだけ置いていくわけにもいかず、夫婦が交互にまわるには時間がかかりすぎるので、ブーブー文句を言う子を引きずっていっしょに入りました。
東大寺へ 興味をひくのは
入ってしまえば、大仏の大きさに圧倒、、されたのは大人だけ。
それでも大仏様に手を合わせて、なかをまわることが出来ました。
出口の手前には東大寺のなかにあるお土産屋さんがありました。
お守りに、Tシャツとかキーホルダーとか。
お店のまえから動かない息子。
旦那が私にささやきました。
「せっかく来た記念だからひとつ買ってあげようか?」
速攻でNO!!
あれだけイヤだとごねた子に記念品など要らんわ、と却下です。
私は出口の際でずっと待っていましたが、なかなか動かない二人は何やら話し合って、その後お店の人にお金を払っていました。
……まったく息子に甘いんだから。
どうしても欲しかった
戻ってきた旦那がふたりの話し合いを教えてくれました。
「どうしても欲しいなら、自分のお小遣いで買ったら?
お父さんが立て替えてあげるよ、って。」
そうして息子はキーホルダーを買いました。
その袋をあけて見せてくれながら
「これ!」と。
見覚えのある、それは
それは、
ずっとずっと「たからものばこ」という名の缶カンに入っていたもの。
はるか数十年前、私が修学旅行で買ったもの。
同じものだったのです!
細かくいえば色とかデザインが変わっていますが、形や出てくるおみくじがいっしょ。
まあー、やっぱりこの子、私の子なんだ。
驚きと微笑みがいっきに溢れました。
家に帰ったあと、
「ボクさー、だいぶつ 見たもんね。
でっかー。
コレ たからもの なんだよ。
うらなってあげるー。」
と私のそばにやってきて、おみくじを振ります。
「おかーさんは、きち だね。」
あんだけさんざん行きたくないって言っといて、どの口が言う?!
半分呆れながらも、
はしゃぐその姿に、自分もこうやって振ってたのかな?と重ねて見てしまうのでした。
でもさ、私はたからものの大吉に色なんて塗らなかったよ。
出た瞬間に分かっちゃうじゃん。
そーいうとこ、似てないよね?
(番外編)
あとで聞いて二度ビックリ!
このキーホルダー、¥330 だそうです。
ずっしり重たい金属でできています。
値上げしていないような?!
ここにも太古の歴史がながれてる?