こんばんは、七子です。
ブログが笑いのネタ帳になりつつあります。
いいのか、これで?
まぁ週末だし。七夕だし。(関係ないし)
今週はマジメにいきたいと思いまして。
テーマは「蜘蛛の糸」。
文学的でしょ?
知的でしょ?
なぜか成り行きで話をし始めることになりました。
「蜘蛛の糸」あらすじ
あらすじを……
極楽にいるお釈迦様が散歩されます。
蓮池をのぞくと地獄の底まで見えてきます……
カンダタは生前におこした悪事のために地獄の血の池におりました。それでも、生前にたった一つ良い行いをしました。それは道ばたにいた蜘蛛を助けてやったことでした。
お釈迦様はカンダタに慈悲をかけ、蓮池にあった蜘蛛の糸を垂らすのでした。カンダタは蜘蛛の糸につかまると、地獄から出るために必死に登ります。
とちゅうの休憩で下を見下ろすと、あとを追ってのぼってくる無数の罪人たち……。
このままでは、細くて弱い蜘蛛の糸がきれてしまうー?
カンダタは叫びます!
「この蜘蛛の糸はオレのものだ、下りろ!」と。
すると、どうしたことでしょう!?
ぶら下がっていた蜘蛛の糸はぷっつり切れ、カンダタは血の池に真っ逆さま……。
お釈迦様は蓮池からこの一部始終を見ておられました。そして、悲しそうなお顔をされながら、また歩いて行かれるのでした。
そんなことに頓着せず、蓮はお釈迦様の足元に咲き、花からよい香りを漂わせるのでした……。
本文はこちらからも見れます↓
と、まぁこんな話なんですが、読んで聞かせるだけでは息子には入っていかないので、YouTubeの現代版を見せてみました。
小3男子の感想は……
見たあと、どうだった?と聞くと……
「悪いこと したから、ジゴク……」
そうそう!
そうなんだけど、もう一歩さきへ踏みだしてほしい!
「『蜘蛛の糸』は?」
と聞いてみると、
「う~ん、、クモのいと って 弱いから。
カンダタはー、、(人間は重たいのでムリと言いたいらしい。)」
そりゃそうだよ。
蜘蛛の糸で人間の体重をささえるなんてムリゲー。
その現実的すぎる思考が、ああもう……。
もっと想像力をふくらませてほしい
でもさ、ものがたり、だよ?!
いいじゃん、それくらいのファンタジー。
どこまでもひろがる創造の世界よ。
母はここで
引き下がりません。
「でもさー、
スパイダーマンなんて、
手から糸をだして、
飛びまわったじゃん!?
けっこー、
糸 強くね?」
爆!
母、いいのか、こんなで?
ファンタジーの世界観、引き出せたのか?
自爆の道をたどる……
息子、しばし考える……
「……んとー、
スパイダーマンはさー、
アレ、手から 糸 だしてるし。」
「(クモの)腹から じゃないし。
手からは、なんぼんも 出てるし。
……あれは、、つよい!!」
あれぇーー?!
いつの間に、スパイダーマンと強さくらべ?
強いとか弱いとか、論点はそこじゃないー。
蜘蛛の糸だってば、、。
なんか話がどんどん違うほうにいっちゃって。
でも、作品のなかに書いてあります。
利己にまみれた者は地獄に落ちる
なんどかの説得、説明のうえ、
息子にも理解できたようです。
良かった、、。
結論
分かったこと。
・蜘蛛の糸のつよさは 腹からか手からか、、
……出どころ の違いではない!!
・アホは遺伝する。
恐るべし、DNA。
すみません、、
これにて、うちの迷作劇場、
完