こんばんは、七子です。
息子の主治医からおもしろい話を聞きました。
今回は、そのお話を。
「担任はすき?」と聞かれて……
コロナ自粛があって、主治医に会うのは今年度はじめてでした。
おじいちゃん先生、息子に質問。
「担任の先生は、すき? きらい?」
「……フツウ。」
ぶっきらぼうな答え。
どんな感じの先生か、わたしが印象を答えました。
学年主任で、いわゆる一般的な、よい先生です。
去年があまりにも自由だったので、息子的にはギャップが大きいかもしれません。
なぜ「フツウ」なのか
すると、おじいちゃん先生、
「子どもが、担任を『フツウ』と答えるときは……
印象がないってことだ。」
ポーカーフェイスで表情からなにを考えているか、子どもには読みとれない。
だから、「すき」でも「きらい」でもなく「フツウ」と言うしかなくなる。
なるほどー!
たしかに去年は授業中でも大爆笑がおこり、子どもたちはギャアギャア騒いでました。
みんな笑ってて、センセーおもしろすぎ、とどの子も言ってました。
いまの担任はよくノートを見てくださり、たまに学校に出向くと丸つけに追われていそう??
連絡帳にもがんばっている様子を書いてくださったり。
親から見たら、きめこまやか。
でも、それが子ども側からすると、、『フツウ』
先生も子どもも、十人十色
おじいちゃん先生ったら、
「おお、そうかー、ハズレの先生だったなぁ。」
って!?
きゃー、そんなこと子どもに聞かれちゃうところで言わないで~。
うちの子、言葉どおりに受け取っちゃうから。
多種多様な子どもを診てきている先生だから、型にはまった学校・クラスではなく、子どもを尊重して自由ななかで教えてほしいという願いもあっての言葉なのだろう、とわたしには分かりますが。
わたしはハズレの先生だとはぜんぜん思いません。
良い先生です。
でも親からの印象と子どもからのイメージが離れてしまっているのは、担任が聞いたらショックだろうなぁと。
さいごに
おじいちゃん先生の「フツウ」の意味、これは低学年までにいえることかなと思います。
年齢があがるともっと複雑なきもちが出てくるでしょうから。
息子には「フツウ」の先生も、良い先生だよ。いろんなタイプの先生がいるからね。
子どもたちは、先生だって自分に合う・合わない先生がいる、それをこれから経験していくところだね。
それを上手く伝えられるか、親の手腕なのかな?