息子のクラブの作品展を見てきました、七子です。
ことしはコロナ感染のリスクがあるため、規模を縮小しての自由参加。
展示室も制限があったのでさらっと流し見でした。ざんねん。
作品展を見て心に思ったことがあったので、書いてみたいと思います。
作品展 入賞って……
子どものころから思ってたんです。
賞をとる子の作品って、大なり小なり「親の手助け」が入ってるのが多くありませんか?
もちろん全部ひとりでやった!というすごい子もいるのでしょうが。
そして、親がサポートするのもピンキリ。
たとえば、
・カットするのに力が足りないから大人が手伝う
・「ここをもう少し○○したら?」というアドバイス
・何にしよう?となやむ子に出してあげるアイデア
・手軽な、かんたんセットを買ってあげる
・もっと良い作品を!と手も口も出して……
こんなふうに親のサポートもいろんなパターンがあるでしょう。
そのどれも、いいなぁ~!と子どもの頃のわたしは思っていました。
だって、平凡な小学生だったわたしにはおもしろいアイデアなんて浮かばないし、親はぜんぜん手伝ってくれないし買ってもくれない。
イヤイヤやるけど、、もしかしたら提出して、入賞したらうれしい。
……でも、ふつうの子どもがふつうに作った作品は、ふつう。
先生が赤ペンで丸を名前の横にかいてくれるだけ。
大人になった今、見ても、やっぱり大人の介入がありそう?!な作品もありました。
まぁ低学年なんて親が先導しなきゃ提出までたどり着かない、、ような気がします。
……うちもその口ですが。
凡人の親が、凡人並みまでいってるか心配な子に、やらせようとしても四苦八苦です。
学校の夏休みの宿題は提出するのが基本だし、声かけお尻をたたき「期限もうすぐー!」と追い立てます。
ホントに親が泣きたいわ~!
お手伝いをしていると、言いたくなってきちゃうんですよね。
「あ~!それじゃアカンよっ。」
って。
大人からしたら、なんの絵なの?とか、すぐ壊れるやんとか、去年の作品のパクリだとか、もっとインパクトを!とか思うんですけれど、、
それをどこまで言っていいんだろう?
作品展の趣旨からずれてしまっている、こどもの描きたい絵、作りたい作品。
親が 「×バツ、ブブー!」っていう??
ここを直してああすればイイ感じになるかも。
どこまでがアドバイスで、どこからが口出しになる?
入賞したらそれはそれで嬉しいだろうけれど、ほんとに子どもが「自分で」作ったと思えるのかな?
親が手伝わなくなるころに、自分で考えられるのかな?
そもそも子どもが作品展に出すようになって、いちばん感じたこと。
採点するのは大人で、
おとなが見て 素晴らしい 作品が評価されるってこと。
あたりまえなんだけど。
子どもにしかできない発想、着眼点も高評価されるだろうけれど、
基本は大人からみた「良い」ものが選ばれる。
うまく表現できなくてもどかしいんだけれど、
たとえば、〈ひまわりは黄色で塗るよね?〉みたいな既成概念というか、、。
(これはド素人のわたしが勝手に考えてることなので、作品展の基準がどんなものなのか知りません。)
なんか文章が下手で、「優秀な作品はみんな親が手をまわしてる、ってディスってるだけじゃん。」って思われそうだけど、そうじゃなくて、、。
優秀な子は実際にいて、自分で考え作り出せるんだろうと思います。
わたしが言いたいのは、ふつうの子なんだけど親が身の丈より飛び出させちゃったかな?という子がいるのでは?
そして、そっちの立場にいるわたしたち親子はどうすればいいのかな?と考えたわけです。
今回の作品展も、宿題の読書感想文も。
息子のなまえで出された作品たち。
……これ研究者だったら、まちがいなく共同研究。わたしの名前も出してもらうところです!笑
親ががんばりすぎずに、子どもに少しがんばらせる
あと一歩、やってみる、考えてみる
子どもに促す
それができるようになったら、わたしも親の役目ができたなぁ~と充実した気持ちになれるのかな?
なんかまとまりきらずに、おしまい。(^-^)/
過去記事みてたら同じこと思ってるなぁ~進歩してない、、