突然ですが今回は「失敗する」ことについて、七子です。
マジメか?
いやいや、
「失敗」ですら手とり足とり教えていかないと、うちの子。
息子に〈たのしく〉失敗を教えています。
いい大人が真剣にくだらないことに取り組む「魔改造の夜」
みなさん「魔改造の夜」というTV番組をご存じですか?
NHKがマジメにおもしろく熱意をこめた企画です。
家電やオモチャを改造して怪物マシーンを作りあげて、その性能を競うのです。
ちなみに、この番組でいわれている魔改造とは……
オモチャや家電のリミッターを外し、えげつないモンスターに改造する行為
挑戦するのは、一流のエンジニアチーム3組。
・日本の超エリート大学・T大工学部チーム
・東京下町工場のH野製作所チーム
・国内屈指の自動車メーカー・T社
お題1
ポップアップトースターで、食パンをどこまで高く跳ばせるか!
お題2
歩くワンちゃんのオモチャを改造して、どれだけ早く走らせることができるか!
く、くだらない! めっちゃムダな技術……。
トースターで食パンをより高く、数メートルも上へ飛ばそうって、、。
しっぽ振ってちょこちょこ動くオモチャを走り屋に?
そのためにアイデア出し、むずかしい計算して、CADで描いて部品を作って、、
試作をうごかすと……
ぶっ壊れる!
やり直しても、また失敗。
やっているのは一流の人たち。(息子は分かってないけれど)
いい大人が真剣に考えて、やってみるけど失敗ばかり。
本番では「おぉーー!!」を声をあげてしまいました。
(ネタバレしないでおきます。オンデマンド見てね)
いい大人が失敗の連続
家族でいっしょに録画を見ました。
こういうシーンがあると、わたしは息子に声をかけています。
「ほら、大人もしっぱいするんだよ。」
「なんでも一回じゃ上手くいかない。」
「何回も何回も やって、やっとできるようになる。」
息子は100ゼロ思考。
不安がつよくて、はじめてのことは躊躇します。
そして勝ち負けのこだわりも強い。
……厄介すぎる。
1回やって、失敗……。もうやりたくないっ!とキレてしまう。
人生は失敗の連続
あたりまえのことなんですが、誰でも最初からできるわけではない。
スポーツ選手がすごい技をできるのは、練習を積み重ねたから。
すばらしい商品も、たくさんのアイデアや試作をして製品化してる。
わたしがそう話しても、ふてくされて聞く耳持たず。
だから、実際にみんなが「しっぱい」しているシーンがあると、注目ーー!!。
今日は魔改造でしたが、スポーツ選手のこどもの頃の映像だったり、一流選手と子どもの対決だったり(これはハンディが与えられているけれど)。
「私、失敗しないので。」
っていうのは、大門未知子だけですから。(ドクターX)
十数年かけて学んでいく意味があること
だれだって しっぱい することがある。
それをまず知ること。
失敗したら、もう1回チャレンジしてみる。
また失敗したら、なぜ失敗したか考えてみる。
うまくいくようにするにはどうしたらいいか、考える。
自分のやり方をみつける。
トライ アンド エラー、試行錯誤
ここまでもっていきたい。
人より不器用なぶん、いっぱい考えて自分のやり方を身につける。
これができるようになれば、かなり自信になると思うんだけどな。
……っていう親の目論見には、まーーったく気がつかず、
うちの子、人の失敗みてバカ笑い、、。
トムとジェリーじゃないんだからさ。
やっぱり根っからのお笑い派かなぁ。