やっと宿題がおわりました、七子です。
息子の読書感想文。
夏休みの定番、たいていのお子さんがイヤイヤ書くやつね。
うちはさらに大変なんですよ~。
想像力のない子からいかに引き出すか……
そもそも息子に「どう思った?」を聞くのは、とてもハードルが高いこと。
「自分の気持ち」に気がつきにくいし、さらにそれを言い表すなんて、はぁ~とため息が出ちゃう……。
ホントに何百回ものため息をつき、しまいにはあくびになっていた……酸欠状態??
たとえば、
二人はにっこりして手をつなぎました。
こういう文章を読んでも、どんな気持ちなのか分からないんです……。
これがいわゆる自閉症スペクトラムの感性?
『ボクはその人じゃないからどう思ったかなんて分からない』
ってやつなのかなぁ~?と、わたし頭を抱えてました。
注: これは息子の場合であって、人それぞれ特性は千差万別です。
あの手この手で、言葉をひきだせ~!
「ココどう思った? 悲しい、うれしい、イヤだった、楽しい?」
わたしが感情をあらわす言葉をいくつも挙げて、そのなかから選択していきます。
話の展開ごとに聞いていっても、わかんない~。
ココ、山場!盛り上がるよね~!ってところでもスルーする息子、、。
本の内容にあわせて、自分におきかえてみたら……とお寿司の話題をふってみると、
「ほら、初めてエビを食べたら、どんな感じだった?」
「えびはーあまくてーかむとー
プリプリのしょっかんで……」
……まだ続くんかいっ、
止まりません。
おまえ、彦磨呂か?
そんなにスラスラ言葉がでてくるキャラじゃなかったはず。
「しょっかん(食感)」なんて言葉、どこで覚えた??
恐るべし、食いしん坊!
で、寿司はいいから、
感想文かいてーー!!
エビ話はスラスラと3行も書けました。
やっとこ完成。原稿用紙2枚の……感想文?
キツネとタヌキの変身も、やさしいおじいさんのことも、にっこり嬉しい気持ちも、
ぜんぶ差し置いて、、の、
「……うどんは、おいしいです。」
完
うーん、先生を唸らせる、グルメレポートが完成したのでした、、
あれっ?
なんか違う……
今週のお題「読書感想文」