雨上がりには虹が見えるよ ー軽度自閉っ子くんとの歩みー

発達障害 軽度の息子(小3)との日々を綴ります。こだわり特性など上手くやっていきたいな

【夏休み課題】作文はこう攻める! あとは本人のやる気次第……

台風も過ぎて、お盆休みも後半ですね、七子です。
そろそろ出校日の宿題提出が気になってきました。
わが家はまだ作文が。ヒィ〜!

今回はうちの進め方と悩ましい現実をご紹介します。

 

作文は原稿用紙3まい?!

息子の学校では作文のテーマが選択できます。夏の思い出なら原稿用紙3まい、読書感想文なら2まいです。
想像力のとぼしい息子は、経験したことを書くことにしました。
いきなり書け〜!ではムリなので、お膳だてしてはじめます。

 

作文ってナニ? という1年生

そもそも1年生の夏休み前の子って、作文いうものを書いたことがない!
教科書だって絵日記までなんですよ〜。それがいきなり原稿用紙3まいって酷いよね?
まずは買ってきた原稿用紙をみせて、作文ってやったことや思ったこと、考えたことをかくんだよって教えました。

 

作文の進め方

うち流の進め方をご紹介します。
全体の流れをかいて最初にみせます。

1. テーマをきめる
2. キーワードを出す
いつ/どこで/だれが/何をした /思ったことを『単語』で書く
3. 文章にする(1,2行で)
4. 3の文章を並べる、接続詞をつける(推敲)
5. 清書

これを宿題一覧表にかいて、できたらシールを貼っていきます。
こまかく区切って達成感アップ! ポスターといっしょです。

 

テーマをきめる

できるだけ感想がたくさん出てくるテーマがいいです。
楽しい、うれしい、ビックリ、怖い、こういうのがたくさんあると書きやすい。

 

何をした を『単語』で書く

大きな紙に貼り出して作文ボードにすると、親子で見やすくてGOODです。視覚優位な子にはピッタリ!
付箋紙を3色じゅんびします。うちは白、ミドリ、ピンク。
書いたら作文ボードにペタペタ貼っていきます。

白…項目(いつ/どこで/だれが/何をした/思ったこと)を書く
ミドリ…項目ごとの内容を単語で書く だれ…「ばぁばと」とか
ピンク…とくに思ったことを単語の下にはる

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1,2行の文章にする

前にかいたキーワードから文章にしていきます。
たとえば「ぼくは、なつやすみに ばぁばのいえに いきました。」「ムシとりをして たのしかったです。」

この文章を短冊にかいて、キーワードの付箋紙の下や横に貼っていきます。

さいしょにかいた分では量が足りないので、キーワードを掘り下げて文章を足していきます。
このときに、どう思ったか?とだけ聞くと、楽しかった、わかんない〜とかの答えしか出てきません。
他の人はどうだったか? 何を言ったか? そのときの状況、ようす、形、色、におい、温度、具体的に聞いてあげると、すこしは答えが出てきやすくなります。

やる気が続かなそうなら、ここは親がリードして文章を口にしてみたり、書くのをお手伝いもアリだと思います。

 

文章を並べる

ある程度の文章が出たら、作文ボードから文章をはがして並べていきます。
順番をかえたほうがいいところは並びかえます。
それに合わせて、接続詞「それから」などつけ加えます。

 

清書

並びかえができたら、あとは清書です。
原稿用紙の枠はかなり小さいので、書くのも1年生には大変な作業です。

字を書くのが難しそうなら、こんな裏技も! 実際にやった先輩ママさんのお話です。

原稿用紙を拡大コピーして大きな枠に書かせる。
子どもの書いたものを縮小コピーして元の大きさにする。
コピーと書いた原本を両方あわせて提出する。
* 事前に先生と話して、コンクールに出せる条件をふまえて、本人ができる方法で、このようになったそうです。

そう上手くはいかない……

息子は話し言葉も、主語や目的語がぬけてしまいます。
そういう子が文章を書くと、、
「なにが? なにを? だれが?」と補足ばかりでぜんぜん進みません。
そしてお互い嫌気さし……。

ただいま、文章にするところで停止中です。
夫婦でコーチ交代を2度おこないましたが、手強い。
本人のモチベーションは下がるばかり……
提出は来週の出校日。

できなければ、作文ボードをもっていって「ここまでしか できませんでした。」と自分で言う! と脅しをかけています、、汗。
親だってなにもしていないわけじゃない。先生にこれで勘弁を! という覚悟もしています……。

 

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