こんにちは、七子です。
子どもには子どもの社会があって、息子はそれを経験し始めました。そこに興味が出てきただけでも大きな一歩。未知の世界にはいろいろあるようで……
イヤだったことをポツリと言う
「おまえ っていわれたぁ……。」
と眉毛をハの字にしてぼそりと言った息子。
夕食を食べおわり片付けをしていたときでした。
こうやって、その日にあったイヤだったことをふと言い出すことがあります。
そういうときは上手に話せない息子から気持ちをひきだせるよう、言葉をサポートしつつ優しく聞きます。
自分の気持ちを言葉でだせるようになることは誰かに伝えるのに必要です。それだけじゃなくて、気持ちを昇華させるためにも大切だと思っています。
本人にもモヤモヤして分からない
こういうとき、息子は「誰が」をあまり言いません。
分からない、忘れちゃった、と返事をします。
それが、その人の顔や名前を思い出してイヤになってしまうのか、たんに知らないだけなのか、イヤな感情で自分の記憶がごちゃごちゃになってしまったのか、なぜかは分かりません。
無理矢理にならないよう、静かに時間をおいて何度か聞いていると、名前が出てくることもあります。
「かなしい きもち」言えたことが偉い
今日はおなじクラスの子でした。
でも「おまえ」って呼ぶことは男の子ならあることだし、これから生きていくのにこんな小さなことにブツブツ言っていては生きてけないよ〜。
↑ こういう本音はぐっとこらえて、、親子の会話をつづけます。
母:おまえって言われたら、どんな気持ちだった? イヤだった?
子:かなしい きもち。
母:そうだよね、かなしいよね。イヤだよね。
今度いわれたら「おまえじゃないよ。ぼくの名前はshowだよ」って言ったらいいよ。
子:いえないよ〜
こんなふうにして母に気持ちをぶつけられればいいと思っています。
相手に言える性格ではないので、まずは母に言うところから練習です。
お友だちを意識しはじめた1年生
こんな話をしていたら、お友だちから息子はなんて呼ばれているか知りたくなりました。
聞いてみると、show、showくんなど。
呼び捨てはちょっとビミョーな顔をしていました。
どこかで男の社会はつねに上下の関係を見極めているんだと聞いたことがあります。
(強い者には下手に出る、弱い者には大きく出る、みたいな? 例えると、ジャイアン、ツネオ、のび太のような。)
呼びかたにも反映されてる?
ある子は
「あそぼーっていうと、ありがとーっていう。」
(遊ぼうって誘うと遊ぶけれど、名前は呼んでくれない、という意味らしい。)
ちょっと切なそうな顔。
じゃあshowちゃんって呼ぶのは? と聞いてみたら、
「ヤダ!おかあさんだけ!
……なんか おんなのこっぽい から。」
ですって!。笑
さいごに
母だけ呼びかたが特別!って聞いて、わけのわからない優越感。
そして恥ずかしいという気持ちも出てきたんだ〜ってニヤニヤしちゃいました。
こうして子ども同士のなかで学んでいくんですね。
扱いがむずかしいところがあるので、ちょっとずつ。
あまりにも「ちょっと」すぎて気が遠くなりそうですが。
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