こんばんは、七子です。
小学校にあがるといろんな保護者がいるよ、と聞いていました。
するとさっそく運動会で遭遇しました。
場所取りの事情
運動会では息子のがんばってる姿を見たい、撮りたい! 朝早くから旦那がならんで場所取りしました。
わたしがついた頃には、グランドにシートが敷きつめられていました。
最前列に日傘やピクニックチェアに座るおばさま。
ご近所さんなのかおしゃべりしている集団、ぜんぜん競技見てないし。
後ろに座っていては視界が遮られてしまいます……それも場所取りの運しだい?!
自分が見られればそれでいいの?!
ダンスは見れたけれど、徒競走のゴールは別方向。後ろで立ち見しました。
グランドの前から2列のシートには誰もおらず。
暑い日だったので、自分の子どもの出番以外はテントや日陰で待機しているんですね。
3列目には若いママとばぁば、ママ友?の数人が座っていました。
いよいよ1年生だー!とわたしがカメラを手に入場をまっていると、、若いママが大きな声で
「あそこの赤い人、ジャマ!!」
数メートル先にいる、大きなつばの帽子でイスに座ったご婦人への文句でした。
たしかにその位置からだとスタートラインにかぶって見えないんです。気持ちはわかる!でもそんな大きな声で言っちゃうの?!
ビックリしながらも、せめて競技の間はイスから降りてくれたらいいのに、とは思いました。
入場がおわり「1年生 男子、徒競走です〜」とアナウンスが流れてくると、若いママは「なんだよ、男子が先かよ〜。」と座りながらブーブー。
いよいようちの子の番だ!というときに、立ち上がるママ?!
「女子はまだなのー? 次の次? えーまだ?」
息子の走るすがたを撮った動画、ゴールの瞬間は金髪の頭だけ……。走っている途中もギャーギャーした声が響いていました。
正義だからってかならず通るのか?
よっぽど言おうかと思ったんです。
赤い人の文句を言ってますが、あなたも同じですよ。私のうしろにも人だかり。見れない人がたくさん。
自分の子の番に立ち上がって応援したいのは気持ちも理解できるけど、順番まだって分かっているのにナゼ立つ?
華奢な腕にはタトゥーがふたつ、ロングの金髪。
若いママにはオシャレの一部なのかもしれませんが。
見た目で判断してはいけないけれど、わたしとは分かりあえないだろう、と。
ピクニックチェアに日傘をさす観覧席の最前列は迷惑はなはだしい!
ですが、うちの母の年齢になるとヒザが痛くてイスなしでは座れない。熱中症が心配されるなかで日傘なしは危険です。
若い世代のように気楽に移動するのは億劫なのかもしれません。
わたしがこう思うのも、自分の母が年老いてきた実感があるから思ったのであって、5年前ならジャマ!としか思えなかったかも。
こんな大人たちのなか、がんばってる子どもたち
にしても、暑いなかがんばってる子どもたち。
グランドの最前列が3分の1くらい空席なんです。
緊張しないからいいっていう子もいるかもしれないけれど、なんだかさみしい気もしました。
必死になって見たい親は後ろのほう。
でも場所取りのために朝から並んだ人もいるわけで。
家庭の事情も
うちが日陰で休憩していると、どこかのママさんが帰りたいという小さな子を説得していました。
「座りたいけどもう場所がないんだ。お弁当食べてからしか帰れないよ。お姉ちゃんがんばってるから、ほら。」と。
パパが不在のうちもありますよね。ママさんひとりで全部できない……。
うちの場所も大人2名でいっぱい。まったく知らない人に声をかける勇気もなく。どうしようと思っているうちに親子は移動していきました。
それでも結局なにもできない
小学校の運動会なんですけどね、、
たった一日で、さまざまな人間模様を見た気がしました。
ちょっと考えてそれぞれの立場になれば、もうすこし優しくなれるんじゃない? でも集団心理というか、知らない人には冷たい反応……。
運動会という子どもが主役の日に大人の事情ばかり目についた気がします。
そういうわたし自身も、郷に入っては郷に従えとしかできず歯がゆいです。
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