小学校でのはじめての運動会がある、七子です。
息子から出たセリフに、口があんぐり開いてしまいました……。
タイトルのまんま、
「うんどうかい おわったら、なんか かって〜!」
ほっんとに、、呆れてしまって言葉が出てきません。
息子にとって運動会は苦行だった
息子は不安がつよいので、ようちえんの頃から運動会の雰囲気がこわかったようでした。
顔がこわばり私の脚から離れられず、先生に抱っこされて連行、、でした。
まさかこんな状態になるとは思わず、、私も涙目。
最後までがんばったからごほうびを買おうね、と大好きなトミカを買ってあげました。
……ここから始まった、運動会=ごほうび、の法則。
だんだん高くなる要求と値段?!
年少はトミカ、年中はトミカ2台、年長はなんか大物のオモチャだったはず。
年長では自分から欲しい物を要求するように。
小学1年生になったら「なんか買って〜!」……親が言う前に、です。
これってどうなの??
息子がオモチャをもらえるのはサンタさんと3月の誕生日プレゼントです。
それ以外は運動会などがんばったときに、としています。
だから買うのは、まぁいい。
でも、運動会=オモチャがもらえる、ではない!!
ココ声を大にして言いたい!
完全にかんちがいしている息子の考えを改めたい。
運動会に出ればいいのではない、勝ち負けや記録でもない!
自分のできる力でがんばったかどうか、なんだ。
親が力説しても、子はホケ〜〜っと鼻クソほじっています……泣。
目標を立てました!親が先導して
運動会=ごほうび=好きなオモチャ
が定着してしまうのは、わたし的に許せません。
息子には「がんばる」という抽象的概念もいまいち分かっていない気もする。
なので、わたしから具体案を出しました。
うんどうかい の もくひょう
・ダンスを さいごまで やる
・ときょうそう をさいごまで はしる
・たまいれ で 6こ なげる
最大のポイントが、玉入れです。
年中のときに、さぼって枠の外をプラプラして先生に注意されています。苦笑。
↓ 注意されたときのお話
運動会がんばったね! うまくできなかった子の親の思い - 雨上がりには虹が見えるよ ー軽度自閉っ子くんとの歩みー
息子にとっては難しいのです。
人だかりのなかで玉をひろう、不器用なので投げられない、投げてもぜんぜん入らない→100ゼロ思考でもうやりたくない!と拒絶……
そういう気持ちになるけれど、それでも「がんばる」んだ、っていう経験も必要だと思うんですよね。
なんども、、説明してやっと納得
ちなみに、なんで6コなのか??
息子が6歳だから、ってことにしました。苦笑
キリよく10こ!って言ったら、えぇ〜〜!?ムリぃ〜!と拒否されました。
何個できそう?って聞いたら「だって、(終了の)おと なっちゃうもん〜!」と反発ばかり。
拾って投げようって話してるのに、もう終了の合図になってるってどういうことよ?合図の前に投げるんだよ〜!
で、わたしがテキトーに考えた数で、年齢にひっかけてみました。
1さい=1こ拾える
2さい=2こ拾って落とせる
3さい=3こ投げるけど入らない
4さい=4こ投げてちょっと入るかも?
5さい=たくさん投げるけど入るのは難しい
玉入れは大人だって難しい、お母さんもなかなか入れられないと説得を重ね、6歳=6こ投げる、のを目標にしました。
コレ「6こ入れる」が目標だとやる前から気持ちが折れてしまいます。
入らなくてもいい、投げるのでいいよ。
このセリフ20回以上は言ってると思う。
さいごに
たかが玉入れの説得に、この苦労……
しかも「カゴに入れる」じゃない「投げる」が目標なんです。
目標低ぅ、、ため息でるわ〜。
スモールステップの見本でしょ〜!?
運動会ってみんなが楽しいわけじゃない。
みんなが活躍できるわけじゃない。
楽しくなくてもやらなきゃいけないこともある。
息子も小学生になり、それを経験しはじめる年齢になってきました。
あすは双眼鏡もっていって玉を数えます!(投げてるのを)
熱中症よりさきに熱が出そうです……。
みなさんも暑さ対策、万全にしてくださいね。
---
お読みくださいましてありがとうございます。
↓ にほんブログ村に参加しています。よろしかったらclickお願いします。
---