発達障害(自閉症スペクトラム)と診断された2013年生まれの息子との日々を綴っています。
息子は春から小学生です!
子どもは今のところ期待でいっぱい!
親は不安でしんぱい……
対照的ですね。笑
今回は『サポートブック』について。
講演会や先輩ママから聞いた話から【読んでもらえる】に焦点をあてていきます。
これからサポートブックを作る人にぜひ教えてあげてくださいね。
まずは サポートブックってなに?
サポートブックは子どもに関わる人に子どものことを知ってもらうための支援グッズです。
子どもの苦手なこと、その対応法などを記入して、指導のさいに活用してもらいます。
サポートブックには 決まった形式はありません。好きな書式を参考にして記入したものをクリアブックなどに入れれば出来上がります。
書式の参考例
ネットで「サポートブック」と検索すればたくさん出てきます。
好きな書式を参考にしたりDLして使ってもOK。
*rainbow流のサポートブック見本を最後のほうにアップしました。
でも、、実情は……
サポートブックを学校に提出してもガッカリなことも多いようです。実際のところの声をきいていると、
・先生は忙しすぎて読む時間がない
・学校も人事異動があり、引き継ぎがうまくいっていない
(どっかいっちゃったぁ〜?! みたいな……)
ということがよくあるそうです。
目を通してくれる先生もいますが少数みたいです……。
私が聞いたサポートブックを有効活用する例としては、
・特別支援学校の児童や生徒
・支援級でとくべつな支援が必要な子ども
身体的(歩行、視力、聴力、食事などの介助)
知的(学習面での補助)
発達面や知的障害などでも軽度のばあい、それほど問題がない普通級の子どもには、その都度で対応するようです。
しかし発達障害についてくわしくない先生もいるので、そういうときは親から伝える必要があります。
先生に うちの子 を知ってほしい!
軽度の子であっても学校生活で困ることはいっぱいあります。
そして、その困り事をうまく伝えられないことでさらに固まってしまう。
なので子どもの特徴をお知らせすることが大事です。
そのためには、忙しい先生に読んでもらえるサポートブックを作るのが第一歩!
読んでもらえるサポートブックの書き方
1.まずは書き出す
いらない紙にとにかく書き出しましょう!
まとめずに、思いつくままどんどん書く。
・子どもの困ったところ
・苦手なところ
・お願いしたいところ(補助してほしい)
そうしたら、上の項目にどう対応しているか? を横に書く。
2. とくに伝えたいものをえらぶ
注目してもらうために、ここが大事!と思うものをピックアップ。
3〜5個くらいに収めたいですね。
選ぶポイント
・怪我などにつながる危険なこと
・クラスの子に迷惑がかかる行為
先生はクラスをまとめていく必要があります。問題行動があるなら事前に知っておけば、予防できるかもしれません。
なのでこれは知らせる重要度 大 です。
*診断がついている場合は、診断名も書くほうが注意をはらってもらいやすいです。
ただし、カミングアウトしたくない・情報漏れが心配、と思うなら、あえて記入しないほうがいいと思います。
↑ 書き出した一部です。
3. 書式や書き方(いちばん大事)
紙の書式や書き方はなんでもOK。
それでも先生に読んでもらえるためには、
A4サイズ 1枚にまとめるくらい がベストだと思います。
(あまりに分厚いものは読む気を無くしますよね。)
最重要ポイント!! ここ大事だよ〜 (^^)
手書きで書く!
今はパソコンで書類作成があたりまえですけど、、あえて手書き!
DMとかは読まずに捨ててしまうけれど、手書きのメモとかは目をとめますよね。
4. 清書
いちばん困ること、伝えたいことから、順番に。
人間の集中力はそんなに長くありません。大事なことから簡潔に。
タイトルを目立つように。
最後に、親からお伝えしたいメッセージ。
悪いことばかりではなくて、子どもには良いところもいっぱいあるので、そういうことも伝えたいですよね。
5. ファイルにいれる
出来上がった用紙はクリアファイルなどに入れます。
紛失を防ぐためにもファイルごと先生にお渡しします。
手書きなのでコピーをとって控えとして手元に保管しておきましょう。
さいごに
最後のさいごに、コツは……
『つくり込み過ぎない!!』
お母さんが子どものためを思って書いた、これでいいんです。
プレゼンの資料みたいなキレイなものは逆に読まれなくなってしまいます。
簡潔に。見やすく。
私みたいな下手な字でも、思いをこめて丁寧に書けば伝わるんですって。
子どものために、ひと踏ん張りしましょうね!
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