発達障害(高機能自閉症)と診断された2013年生まれの息子との日々を綴っています。
ようやく春休みがおわり、息子と1対1の生活から解放されました……。
発達障害の子どもと生活するのは、実の子であってもなかなかの試練の日々です。
脳の仕組みがちがうのでどうしてこうなる…?と理解不能なことがおこります。だから、私はこんなに苦労してる……と思っていましたが、それだけじゃない……ように思えてきました。
要求だけは一人前!
「おともだちと あそびたーい!」
休みに入ると退屈で、一丁前なことを言う息子。
でもコミュ障な私には連絡を取れるママ友なんてそうそういません。それでもなんとか調整していくつか約束を取り付けました。
……なのに。
いざいっしょに遊ぶと、お友だちとは違うことして遊びたい、いやだーこんなの、暑い〜、オヤツもう食べる、、キレっぱなし。
……そんな態度で、なぜ、お友だちと遊びたい、と言った??
母はため息。てか、これがコミュニケーションがうまく取れないから発達障害なんだけどね。
事情を知らないママ友にも「キレキャラ*だね〜。こりゃタイヘンだ。」と苦笑されるばかり。* キレてばかりのキャラクターって意味です。
もうこちらから声かけられません……。
息子は スペシャル育てにくい子 です……
息子は怒りっぽい性格のようです。私と話すと常にケンカしているような口調。
ご飯だよーの呼びかけへの返事が「まだ遊んでるのっ!(怒)」、好きなキャラクターの話をすると「ルパンレンジャーVSパトレンジャー、なの!」とフルネームを言わなくては必ずキレて言い直されるというこだわり。
朝から寝るまでずーーっとこの調子。返事の8割以上がキレています……。
私も発達障害のお子さんの話をきいたり交流したりして、気がついたこと。
「息子はスペシャル育てにくい子です」
母親を同一視してしまう子
発達障害の特性のなかに「自他の区別がつきにくい」(自分と他人との境界線が曖昧)というものもあります。
たぶん息子もそう。
母親は自分の一部みたいな感覚で、意のままに動かそうとする感じが伝わってきます。
また家のなかでは自分の素が出せる場所、母親は自分を受け入れてくれる人、と思っているので、容赦なく全体重でもたれ掛かってきます。
母親にも逃げ場が必要なんです
こんな感じで長期休みを毎日を過ごしています。もちろん家事はいつもどおり、いや、子どもの昼ごはんの支度も増えます!
遊びにも連れて行かなくてはならない、買い物に行けば目が離せない・必要ないもん買えと言う、長いー!と文句を言う、、、ああーー!叫びたくなります。
子どもが学校や園に行って、母親がひとりになれる時間になんとかリセットできるのに、それができない辛さ……。
母親も救われる 放課後等デイサービス
放課後等デイサービス、児童発達支援 とは?
障害のある子どもが学校の授業終了後や長期休暇中に通える施設です。
障害児むけの学童保育といった感じです。
内容は施設によりさまざまで、療育に注力している、学習支援がメイン、預かり保育的なところ、これらの複合などあります。
放課後等デイサービス……小学校から高校までの子どもへの支援
児童発達支援……未就学児への支援
この施設に通うには基本、受給者証が必要になります。未診断でも医師の意見書などがあれば市町村へ申請して受給者証がもらえます。(支援が必要な子どものためのものなので健常児は通えません。)
受給者証があれば利用料の負担も少なくて済みます。
前置きが長くなりましたが、、
この放課後等デイは母親にとって救いの手となります。
施設によっては長期休みには朝から午後まで週6でも子どもを預かってくれるのです。
なので母親の精神状態を保つにも大切な施設なのです。
さいごに
残念ながら、うちの地域は児童発達支援のデイがとても少なく頼れず、私はギリギリのところで踏みとどまってきました。
来年は放課後等デイに入れるよう早めに情報収集をしていこうと思います。
発達障害児のなかでも<さらに>育てにくい子、それが息子。
もースパイラルから抜け出したい!!いつまで続くんだーー
もう私も心療内科にかからないと倒れてしまいそう……。
でも母親が倒れたら、親子ともに潰れてしまう。
母親のふんばりって地球を持ちあげるくらいの強い力だと思います。
みんな、すごい! 母親ってすごいです、うん。
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