息子は年中、4歳半をすぎました。
早生まれのせいか?発達障害の特性のせいか?わかりませんが、まわりの子よりも幼く感じます。
不器用さも然り。いまだに人の顔が描けません……。
今回は『絵がニガテな子に うまくアプローチする方法を伝授です!』←ちょっと偉そう?笑
カンタンなのでぜひやってみてくださいね。
息子の絵を精神科医にみせました
前回の診察で息子の絵をもっていき主治医にみせました。
先生にみせた絵はコレ↓
絵をみせるのは急に思いつき、ようちえんで描いてきた絵です。
いつも持ちかえってくるのですが。私も、お、親なんで褒めますけど……
「じ、じょうず だ ねぇ……」
感情がはいってない! 私ウソつけないーー!笑
絵には発達年齢があらわれる
まえに読んだ本のなかで、お絵かきをみて発達年齢がわかるのを知りました。
息子が描くのは線やグルグルの絵。これは2歳くらい?
人の顔を描いたのは、母の日・父の日の絵だけ。たぶん先生に指導してもらって描いたんでしょうね。
いつもは線とグルグルなので気になってはいましたが、どうにもできないだろうし、となんの手も打っていませんでした。
たまたま診察のときにお絵かきをもっていたので先生にみせようと思いついたのです。
絵を見た先生は
いつもおっとりしているお爺ちゃん先生なんですが、さすがに反応しました!
「おうおうおう、これを描いてきたのかい? じょうずだね〜。
普段はお顔を描かないの?」
この年齢の子ならば、頭足人(顔から手足がでている絵)を描けます。やはり先生にもこれは気になったようです。
自分で人の顔のお絵かきができるようにように、先生が教えかたを伝授してくださいました。
お絵かきボードやホワイトボードなど描いては消せるものを使うと何回でも練習できますよ。
絵の描きかたを教えよう!
そこで!
◯ ,ー(丸や線)を描けるようになった子にお絵かきをさせる方法です。
親が描く線をマネさせるのです。かならず1本ずつ順番に描いていきます。
親が1.を描いたらそれと同じものを子どもが描く、できたら親が2.を描いて……と続けます。


ポイント
・最初はできるだけカンタンなものから始める。丸と線で描けるもの。
・人の顔を意識させるため、目・口・鼻・眉・耳と徐々に描くものを増やしていく。
・子どもの好きなキャラクター(アンパンマンなど)を描かせるのもgood。
・むずかしければ『マネっこゲーム』にして、丸をかくマネ、線をかくマネ、をしてみるところからスタート。できるようになったらパーツを組みあわせて絵になるようにしていく。
絵の描きかたも「最初の1本の線」から教える
顔の絵をみせて「コレ描いて?」といっても、息子は描けません。どこから描いていいのか、どうすれば描けるのか、分からないみたいです。
でも、この1本ずつ描く方法ならすぐにできました!
3回やって、3度目はアンパンマン、それもすぐに描けました。
そして本人も"絵がかけた!"と喜んでいました。
これをだんだん描く線をふやしていき複雑にする。
↑ マネして描けましたが、耳や鼻の大きさ位置がおかしいですね。
さいごに
発達障害児をみていると「え?こんなことまで、教えなきゃダメなの??」っていうことが多くてビックリします!
絵の描き方も、その一例。
私からすると「え?見たまんま、描きゃいいじゃん!」と思うのですが、それができない……。最初の1本をどう始めればよいかわからない……。
健常児はまわりの人がやっていることを見ただけで自然にマネして覚えてできるようになる。
これこそがまさに発達障害ってことなんですね。
でも、細かくひとつずつ教えていけばできるようになることも多くなる。
今回思ったこと。
1. 親や周りが"できない"ことに気がつき、
2. その子のやれるやり方で教えてあげることが大事
せっかく教えてもその子がクリアできるやり方でなくては、できない劣等感が増すばかりです。
絵がニガテなお子さんがいたら、この方法試してみてくださいね。
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