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あいにくのお天気でしたが、週末に運動会がありました。
息子もがんばって参加できました。
(できないところも含め)今の息子を見ることができました。
今回は息子の運動会をとおして、行事を見守る親の心もちについてです。
うまくできなかったな〜、がっかりした、どっと疲れたわ〜と思った方に読んでもらえたらいいなと思い書いてみます。
今年の運動会、息子のがんばり
今年はクラス対抗リレー。グランドをスピードを出して走りぬけ、転ばずにゴールできました。速くはないですが走るフォームもそれなりになってきました。
去年は5m以上おくれてヒョコヒョコ走っていたのに比べれば、ものすごい進歩です!
息子は脚の発達にかんしても専門医にかかっていて補助靴を履いています。以前は2〜3m走るとすぐにコケてしまう感じでした。
録画係りの旦那も、転ばないか(目で追ってしまって)見ていたら、フレームアウトしててあんまり撮れてなかったよ〜、と心配いっぱいだったようです。
ダンスもワンテンポ遅れているのがうちの子。苦笑。年中さんはまだばらつきがあり、遅れているのもさほど目立たずでした。
玉入れもあったのですが、、。
もう最初からヤル気なし……。手足が不器用で、20cmのボールでのキャッチボールもできません。なので『できないもん!』の一点張り。
いちばん後ろでぶらぶら時間つぶしして、先生に注意されてイヤイヤ玉をひろって投げました。で、1m先の誰もいないところへぽとん……、父母ため息……苦笑。
それでも息子なりにがんばったので今年はごほうびに、好きなトミカのミニカーを買って帰りました!
うまくできなかった姿をみて、親は思う
息子は去年がはじめての運動会で、大人がぎゅうぎゅう詰めになった園に入ると顔が曇りました。ずっと私にしがみついて席に座れず。後に残った写真には、しかめっ面でこわばった体、それを見て愕然……。
あのときは参加させることに必死で、息子の気持ちなんて考えていなくて悪かったな……と。
今年はいくぶん慣れて多少マシになりましたが挙動不審でした。
↑ 去年の運動会。まわりとの比較ばかり書いていました。
きっと運動会や園の行事で、自分の子どもができなくて目立ってしまった、親はがっかりしたり、恥ずかしかったりという思いをすることがあると思います。
うちの子だけxxだった、〇〇できればよかったなぁ〜、なんて後で思い返したり。
そうなることを予測し運動会を休ませた人もいると思います。でも『この子だけ運動会出れないのはかわいそうかな?』なんて思うこともあると思います。
当事者はこう思う
先日、発達障害の当事者である方々のお話を聞く機会がありました。
私がこの話題をあげると、バッサリ。
運動会なんて、親のエゴ!
自分の幼稚園や小学校低学年くらいまでは、それほど思い出に残ってない人の方が多くないですか?
むしろそこでイヤなことがあればそれが強烈に記録されてしまいます。それが発達障害の人ならなおさら。(イヤなことが記憶に残りやすいという特性があります。)
子どもたちは、いつもと違う環境・知らない大人がいっぱいで不安、うるさいスピーカーや人のざわめきが聴覚過敏の子には辛い、親や先生からのプレッシャー、こういうのを耐えています。
子ども本人が楽しめているのならそれで良いのです。でもみんなが運動会だいすきじゃないはず。
運動会はたのしいでしょ!
って大人の勝手な決めつけ。
運動会、みんなと一緒にできるでしょ。
ってところを親が見たいだけ。安心したいだけ。
自分を振り返ってみれば
運動会って運動がとくいな子にはヒーローになれる最高の舞台ですが、運動オンチの私なんかはダル〜い行事でした。汗。
運動会でお子さんがうまくできなかったな、、と思っている親御さん、自分のときを思い出してみてください。
*もし運動神経バツグンだった方は、自分とお子さんは別人ですからいっしょに考えないでくださいね。
親の思いではなく、子どもをみて
行事は 子ども本人の思いより親のエゴ が優先されてしまいがち。
ふだん子どもへの配慮を〜と思っているくせに、こういうときに私(母)がいちばん周りと比較してかってに落ち込んでいるという矛盾……。
周りの子との比較ではなく、去年からの成長をみて誉めてあげたいですね。
見た子どもの姿は、その子なりのがんばり、その子なりに自分を守ろうとしている行動なのかもしれません。
今年はアドバイスのおかげで、私も心おだやかに見守ることができました。
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