発達障害(高機能自閉症)と診断された2013年生まれの息子との日々を綴っています。
あさイチで2017年9月27日 第3弾の放送がありました。
分かりやすく良い内容だったので、私流でまとめてみました。
発達障害(3)どう乗り越える?コミュニケーションの困りごと|NHKあさイチ
うちの家族は『火星人』?!
今回紹介されたのは、ご主人=健常者、妻と4人の子ども=発達障害、というご家庭です。
ご主人を『地球人』、発達障害のある家族を『火星人』と表現して、お互いの違う感覚を理解していこう!と生活している姿を4コマ漫画につづっています。
↓ 過去にNHKで放送された番組で同じご家族が出演されています。
より詳しく見たい方はこちらをどうぞ。
普通の人からすると発達障害の人の感じ方・考え方を推しはかるのはやさしいことではありません。
例えば、とつぜんパニックになったり、外出すれば音や光に過敏すぎたり。
そもそも感覚の違いがあるのに、それを自分の枠のなかに当てはめて考えようとするのは無理なこと。
だからいっしょにしないで、違う感覚・違う考えの人、と意識してお互いに理解し合おうと考えます。
それを分かりやすく
健常者=『地球人』、発達障害の方=『火星人』
と区別しよう!という発想、おもしろいですね。
私流に言いかえるなら、、
・温泉で水着で入っている人がいた。
↑"おいおい!マナー違反でしょ?!"とイライラしませんか?
・でもその人は外国人で日本の文化を知らなかった。
↑ 最初はイラっとしたけれど外国の人なら仕方ないか、、と思いませんか?
そういう勝手な自分の枠への押しこみを取り払うために『地球人』と『火星人』と分けたのです。
同じ地球の日本に住んで日本語を話しますが、感覚はまったく違う人たちがいる、そういう差別ではなく区別をしよう、お互いに理解して歩み寄ろうというわけです。
理解するためには話しあう
『ちがう星の人だから 理解するには話しあう必要がある!』
これに尽きると思います。
ご主人は奥さんがパニックになったとき辛いとき、頭のなかはどういう状態?と聞いてそれを理解していったそうです。
例えば、魔の時間帯、そして伝え方。
これはうちの息子もまさにそうです!そして親の会でもよく聞く話です。
発達障害はその人によって特性におおきな違いがあるのですが【疲れやすい】【具体的に伝える】という共通のキーがあります。
魔の時間帯
魔の時間帯 = 帰宅直後、帰ってきてから30分
発達障害の人は、外出すると日常の音・光や人の存在なども刺激となりヘトヘトになります。帰宅するときには疲れはピークに達してしまいます。
そのため家族で合言葉があるそうです。
「卵になぁれ」
これは家にたどりついたら、外でフル回転していた脳をクールダウンさせる、まずは本人の好きなことをしたり休ませて安心するための言葉。
ご主人は言います。「とにかく落ち着かせないといけない。いかに休ませるか、本人はそういうときほど休みたがらない。」
これもご夫婦が話しあって理解できたからできることですね。
具体的に伝える
奥さんの考えです。
地球人同士は"こういうときはああいうふうに思う"という暗黙の了解(共通認識)がある。
私たちはまったく違うことを考えていることが多い。
ご主人は奥さんにつらいと言ってもわかってもらえなかったそうです。
具体的に言ってもらわないと分からないと言われ、数値で表すようにしました。
×……つらい、すごくつらい ←漠然として分かりにくい
◯……90くらいのつらさ(100がフルの状態で)←数字ではっきりして分かりやすい
こうしてようやく奥さんから共感を得るようになれたそうです。
ゲスト出演された栗原類さんも具体的に話してもらえば理解できるとおっしゃっていました。舞台出演者の方々と食事を断っていたけれど『コミュニケーションを深めるためにいっしょに食事をとるんだ』と言われて気がついたそうです。
後半では
長くなったので、後半へ続きます。
・まわりの人に理解してもらうために
・カードゲームでコミュニケーション
です。
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