『寄付』っていうと大袈裟に聞こえてしまうんですが。
要は"不用品をお譲りし、そこで活用してもらおう"というお話です。
お盆で帰省の時期ですね。
実家が物にあふれて片付けが悩みのタネ……なんていう方もいるのではないでしょうか。
うちも悩んでいてGWにやったことがあります。今回はそのお話です。
*「断捨離」は、やましたひでこさんの登録商標です。
物が溢れかえる実家
私の実家も例にもれず、小さな家に恐ろしいほどの物が溜め込まれています……。
戦後の貧乏生活で子ども時代をすごした母は『もったいない』意識が高く、衣類やタオル、包装紙や紙袋に新聞広告のうら紙、コンビニのサラダカップまで取ってあることも……。
母も『物が捨てられない』『無料(タダ)が大好き』な人です。(母も、、というところがミソ。血は争えず私も捨てらないタイプ……ここまでひどくはないですが。)
帰省のたびに母とケンカになり険悪な空気で実家を後にするのも恒例になりつつありました。
『捨てる』のはダメ、『あげる』のはOK
私がいつも「捨てよう!」と言うと、母「それ使うからダメ!!」と。そのまま2,3ヶ月も置きっぱなし……という有様。
でも私が「これ使いたいから頂戴〜。」と言えば、あれこれオマケまでつけて渡してきます。
捨てずに活用できれば手放すのはぜんぜんOKなのです!
"寄付できる"って知っていますか?
以前かよっていた療育施設では不要になったオモチャなど寄付を受け付けてくれるのです。先生に伺うと「子どものオモチャにまでなかなか予算が回らないので寄付はありがたい」とのこと。
ただし、壊れたもの、電池の補充、適応年齢が外れているもの、などは受け入れできないそうです。
リサイクルショップに持ち込んでも時間はかかるし買い叩かれてガソリン代にもならないこともありますよね。だったらお世話になった療育施設や子ども広場に寄付して、楽しく遊んでもらったほうがよっぽど優しい気持ちになれます。
また地域の子ども施設では<工作>できるコーナーがあり無料や格安で作ることができます。そこでも牛乳パックやヤクルトの容器などの寄付を受け付けています。
◼︎寄付できる場所と物(参考)◼︎
療育施設、子育て広場……オモチャ(電池を使わない物がbetter)、新品のタオル・寝具
上記の工作コーナーなど……牛乳パック、ヤクルト容器、ストロー、割り箸など
*必ず事前に受け付けてもらえるか電話で確認してくださいね。
実家の不用品を寄付へ
上記の話を母にして、割り箸(百本以上)やストローのパックなどを回収しました。*割り箸は町内会役員をした時のイベントの残りだそうです……(~_~;)
工作の担当の方にもとても感謝してもらい、物をムダにせず良いことができたなと私も気分が良かったです。
後日、母に報告すると……
「そーだっけ? 持ってったのね、それは良かったね〜。(他人事……)」
まだ痴呆はない母ですが、思い入れのない物がなくなったことなんて覚えてもいないんですよね。
捨ててもいいけど、活用できるなら活用したい!
正直めんどくさいです、、。
そのままゴミ袋に入れて捨てたほうが楽!
割り箸も綺麗なものを選別してビニール袋を開けて爪楊枝と分けて、となかなかの労力でした。
寄付と言いつつ内緒で捨てることもできるけれど、嘘をつくのもあまり気分が良くないですし。
でも本人が納得しないのに勝手に捨てるのは、やはりトラブル元。
そして今の時代、捨てるにもお金がかかる!!
業者に依頼すると数万円以上〜とかなんとか……。
帰省の機会に話し合ってみる
高齢の親が一気に片付けることも大変な労力です。歳をとると何か行動を起こすことが億劫になってきます、子自身も歳をとっていきますし。
「孫のためにおねがい〜!」(^_^)
という口説き文句は効果絶大です。笑
帰省の折に少しずつ説得し納得しやっていくのがいいかもしれませんね。
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