2月3日は節分でしたね。
息子も幼稚園の行事と家での豆まきをしました。
鬼が怖くて不安でたまらない息子
タイトルにも書いたように、息子はとても不安が強い子です。
節分より前に「鬼」という存在を、絵本や先生のお話で知っていました。
前日から確認モード全開で、当日ももちろん翌日までずっと続きました。
オニさん、こわい?
オニさん、くる?
ようちえんに くる?
うちにも くる?
しょう、こわーい……
このセリフを一日中、100回以上も質問して私に答えさせました(答えるまでずっと聞いてきて止めないのです。)
不安で不安でしかたないので、何度も聞いて、答えを聞いて安心したがるのですが、すぐに不安が蘇ってきてしまいます。
これも無理に止めさせないで、さらに恐怖を煽るようなことは言わず、できるだけ親は不安を受け止めてあげたほうが良いそうです。
結果、幼稚園での行事は参加したものの泣いて怖がったようです。
「オニさん きた。 こわかった。
……ちょっと ないちゃった、、。」
こんな報告を受けました。
自分が泣いたところは消え入るような声で、かがんで耳を寄せないと聞こえませんでした。
恥ずかしい?というような感情を持っているってことでしょうか。
いろんなことを理解できるようになってきたので、家での豆まきの準備もしてありました。
なのに本人が怖がってしまい、質問が増してきます。
しかも反応が"オニさんは来ないだろうけど、来ないよね?来たらイヤだ、、怖いもん"といった感じなのです。
豆まきをする=「オニさんが出てきて」豆をまく
と怖れている感じもありました。
私も怖がりな息子には「鬼のお面」すら怯えてしまうだろうと予想していたので、
息子でも大丈夫な、そして母に優しい、楽に片付けできる豆まきを考えていました。
怖がりさんも大丈夫!片付けがラクチンな豆まき!
・豆の粒をじかに触って投げる。
→手先を使って粒をつかんで投げる感覚を味合わせたい。
→こぼれた豆を拾うのも良い訓練になる。
・鬼の役はなし。鬼の「的」を作ってそこに向かって投げる。
→的は牛乳パックで作る。息子も少し手伝って自分で作った物で遊ぶことができる。
→牛乳パックを箱状にしておき、投げた豆が中に入ったら、やったー!と喜べる。当たった時の音もパラパラっと良い!
・床には大判の布を敷いて、その中に投げる。
→コントロールが悪いので、布を大きく広げておき最後は布を持って真ん中に寄せて集めやすくする。
まぁ何度か投げるとコントロールも少しはマシになり、箱に当たってパラパラ音がすると楽しくなってきたようです。
しかも息子は豆が好きみたいで、ボリボリ食べながら投げていました。
後で拾って年の数だけ食べるんだよ、しょうは3歳だから3つだよ!と言ってるのに、言ってるそばから、うん、うん、ボリボリボリ……苦笑。
うちは旦那の帰宅が遅いのでいつも平日のイベントは母子二人でやるのがほとんどです。
私は、準備・やり方を教える・やらせる・撮影・片付け、全てを行うので、楽しむというよりイライラが先に出てしまいます。
(まぁ旦那がいても傍観しているだけで、結局私がやる羽目になりますが)
準備をしている間に勝手にさわって壊す、やり方を教えているのに違うやり方をしてできないと怒る、撮影すると言っているのに先に始めたりやらなかったり、途中で違うこと始めたり。片付けしているのに、他の遊びや絵本を誘ってくるし、お腹空いた〜ご飯まだ?とか……
イライラするー!!誰のためのイベントだっ?!と叫びたくなってしまいます。
今回もそんな感じで、お面を被っていないのに私は能面みたいな顔をしてました。
息子が園で作ってきた鬼のお面(とんがり帽子)も豆まきの布の上に置いておきました。(息子は自分のお面に豆を投げるのは拒否したのです!?)
豆を投げたらオニさんは帰っていくよ、もう来ないよ、と言い聞かせたものの翌日もずっと質問が続きました。
それだけ信じて純粋ってことでしょうね。
不安がつよい子には、怖いオニは刺激が強すぎる場合があります。
園や地域でのイベント参加などは、その子をよく理解して無理をさせない方法を考えてあげたいものです。
週が明けたら、質問もなくなるでしょうか。
でも自閉症児は記憶力が優れていて、ものすごく詳細に覚えていたりします。特にイヤな記憶ほど覚えています。
半年ほど経ったころに突拍子もなく聞くかもしれないな〜とママ歴もうすぐ4年の勘が働くのでした。
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