発達障害(高機能自閉症)と診断された2013年生まれの息子との日々を綴っています。 発達障害について知ったことや、息子の困った、可愛らしい姿など日々の出来事など。家庭で楽しく手軽にできる療育を目指しています。
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ある発達障害の当事者の方がおっしゃいました。
「『がんばったら、できる!』
っていう人がいるけれど、そうじゃないときの方が多いでしょう。
がんばったのにできなかったら、ショックだもの。」
まさに。
そのとおり。
がんばってできたら、誰だって金メダル獲れるでしょ。
そうじゃないですよね。
親はついつい言ってしまう言葉だと思います。
励ますつもりが仇となる……。
がんばったら、できる
言葉には、発した人の気持ちが入っているし、その場の空気を含んでいたり、言葉の意はとても奥深いものがあります。
しかし発達障害の人は、言葉を〝言葉の通り〟に受け止めます。
その言葉を信じて、そのとおりがんばったのにできなかった事実に失望してしまうのです。
子どもができないことを無理強いさせて、さらに追い込んで苦しい思いをさせるのは本意ではないはず。
親が子どもに声をかけるなら、
「これやってみよう! でも中にはできない人もいる。」
と伝えること。
発達障害あるなしに関わらず、
できなくても〝やろうとした意欲、努力〟を褒めるべき。
必要以上にムリをさせない。
結果ばかりを求めないで、
途中までだって〝できた〟子どもを認めてあげてほしいです。
なんだかこのお話を聞いて、妙にストンと私の中に落ちました。
私自身が(できないくせに)完璧主義のような性分がどこかにあって、自分自身にガッカリすることが多いのです。
意欲を、努力を、認めて、子どもも自分も包み込める包容力を養いたいです。
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