反響をいただいている言葉を引き出すシリーズ、今回が最後です!
↓ いままでのシリーズ記事
言葉を引き出す子どもとの関わり方
- お子さんの行動をそのまま真似してみましょう
- お子さんの声や言葉をそのまま真似してみましょう
- お子さんの行動や気持ちを言葉に表してみましょう
- 大人の行動や気持ちを言葉に表してみましょう
- お子さんの言い誤りを 正しく言い直して聞かせましょう
- お子さんの言葉を広げて言い返しましょう
- お子さんに新しい言葉の見本を示しましょう
6. お子さんの言葉を広げて言い返しましょう
子どもがワンワン、ブーブーなど1語が出るようになり、言える言葉がふえてきたら次の段階に進みます。
子どもが言った言葉にプラス1語して返します。
(例)
子ども:ワンワン
ママ:ワンワン かわいいね / ワンワン 歩いているよ / 白い ワンワン だね
これまで単語を言っていたのに対し、動詞や形容詞などをつけて2語文になるようにします。必ず2語でなくても2、3語のみじかく分かりやすい言葉かけであれば大丈夫です。
さいしょは子どもが知っている単語同士を組み合わせるほうが、はやく言えるようになります。例えば「まんま おいしい」など。
これをくり返していき、2語文で話せるようになったら3語文に、3語文で話せるようになったら4語文、、というように増やしていきます。
焦ってたくさんの言葉の声かけをしても、子どもにとっては聞き取れない、理解できない、覚えられないので意味がなくなってしまいます。焦らず、着実に進めていきましょう。
7. お子さんに新しい言葉の見本を示しましょう
子どもが興味を示していないような、物の名前や行動などもどんどん声に出していきましょう。
スーパーでお買い物するときは、野菜の名前を言ったり、レジに行くよとかお金を払うよ、といった行動を言葉で伝えます。
これも言わせる必要はなく、新しい言葉を聞かせるくらいつもりで大丈夫です。
子どもが3、4語文でたくさんお話しするようになったら、今度は助詞を意識して話しかけてあげましょう。
(例) まんま を 食べよう / ママ は 買い物 に 行くね
言えるようになるには時間がかかるかもしれませんが、たくさん聞くとこで使い方を覚えていきます。
以上で全てになります。いかがでしたでしょうか?
お子さんがいろいろな体験をする中で、言葉をかけていくと吸収力がより高まります。日常の生活、遊び、全てが療育になる、先生はそう仰っていました。なんでも楽しみながらおこなえるといいですね。
私は上記のポイントを押さえつつ、五感をフルに使って伝えるよう心がけました。また独自のアレンジ、子どももママも楽しくなるように歌ったり、けっこう適当だったかな?
お子さんの言葉が引き出される日を楽しみに待っててくださいね。
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