発達障害(自閉症スペクトラム)と診断された2013年生まれの息子との日々を綴っています。
家庭での療育、希望は毎日!…はムリなので週2回くらいを目標にしていました。でも、かんしゃく、夏休み、旦那の休み、、とダラダラ過ごして9月をむかえてしまいました。
そうはいっても何もしないのでは心の中に焦りがあるので、ボール遊び(与えるだけ)や洗濯バサミをとるお手伝いなど、カンタンなことをやっていました。
LEGOはあっても組み立てない息子
今日はブロックで新しい療育に取り組んでみました。
うちにはベネッセとLEGOデュプロの二種類のブロックがあります。パーツが大きく1.5歳から遊べます。
私は子どもにブロックを与えれば好き勝手に遊びはじめると思っていました。 しかし息子はいっこうに遊びません。唯一LEGOの車のパーツでだけ遊んでいました。あまり興味がないんだと思っていましたが、違いました。
ブロックで何かを作りはじめたのは3歳にちかくになったころからでした。それを見てやっと形を作ることに興味を持ち始めたなと私は気楽に思っていました。でも作るのは車ばかりで他のものをまったく作りません。
作り出すことができない特性
自閉症児は想像力が乏しいので、自分で何かを作り出すことができないのです。
療育教室でやっていた粘土遊びも母親に作って!とせがむ、お絵描きは今もグルグル丸を描くだけです。
息子の様子を見ていてやっと想像力の乏しさに気がつきました。
想像力がなければ取説からはじめる
先日、息子がベネッセの1年前の本を持ってきて、コレ作りたい!と言いはじめました。そこにはブロックで作られたいろんなものがのっていて、難しいものは取説(取扱説明書=組立図)がついていました。
スモールステップで進めること、失敗させないことに注意しながら、一緒に組み立てました。
・使うブロックを息子のちかくにさりげなく置いておく。
・凸凹の向きを見本に合わせて持たせる。
・難しそうなときは私が手を添えつつ最後のはめ込みは息子がやる。
など気を配りました。完成すると息子は満足の笑顔、ニンマリ!自分で作ったとご満悦で、お父さんに見せるんだ〜と意気込んでいました。
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特性をいかして遊ぶ
自閉症児は視覚優位のタイプが多いので、絵や写真を見ながらの作業は入りやすいそうです。そしてブロックは空間認識能力をきたえるのにも効果的です。
空間認識能力が低いと自分と物との距離感がつかみにくく、転んだりぶつかりやすくなります。息子も苦手なのでブロックで楽しみながら高めていきたいです。
さいごに
実は1年前のベネッセの本はそろそろ断捨離しようかな…なんて思っていましたが、まだまだ使えそうですね!捨てなくて良かったです。
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