雨上がりには虹が見えるよ ー軽度自閉っ子くんとの歩みー

発達障害 軽度の息子(小3)との日々を綴ります。こだわり特性など上手くやっていきたいな

言葉の爆発期

発達障害自閉症スペクトラム)と診断された2013年生まれの息子との日々を綴っています。 

今回は「言葉の爆発期」について。爆発期って何なのか、どうすれば爆発期をむかえるのか、をご紹介します。

 

言葉の出始め

言葉が出るのが遅い、なかなか喋り出さない、と我が子の言葉の発達を悩まれる方は多くいらっしゃると思います。

一般的に1歳前後で1語が出始めると言われ、1歳半検診で1語が出ていないと少しゆっくりめだねと言われたり、療育を勧められるばあいもあります。

息子も2歳すぎにやっと1語が出ました。その後、2歳半に「言葉の爆発期」が到来し、3歳ごろには一日中ずっと話しているようになりました。

 

息子が1歳半から通い始めた療育教室で、ことばの発達について言語聴覚士の方の勉強会に出席しました。とても参考になったのでこちらに挙げます。

 

言葉の発達のしくみ

言葉の発達をあらわすのに、よくコップと水で例えられます。

 

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「言葉を受け入れる器」がコップ。

「言葉」はコップに入る水。

赤ちゃんは空っぽのコップ(器)を持って生まれてきます。

そこにママやパパ、周りの人からたくさんの言葉をかけられます。これはシャワーのように降り注いでくるのです。

ポットで注ぐように真っ直ぐには入ってきません。シャワーなのでコップに入る水(言葉)もあれば横に流れていく水(言葉)もある。そうして徐々にコップ(器)にたまってくると、それを使ってみようとなるのです。

赤ちゃんもいろんなタイプの子がいます。たまってきた言葉をすぐにマネしたい好奇心旺盛な子、じっくり満タンになるまで待っている慎重派、器の口が大きい・小さい子、さまざまです。

 

言葉の爆発期とは

タイトルの「言葉の爆発期」というのは、このコップ(器)が満タンになり表面張力も限界になって水(言葉)があふれ出すとき、を言います。この時の訪れは、やはりその子それぞれに違ってきます。

しかし、ただ待っているのではその時はなかなかやってきません。水(言葉)をたくさん注がなければ満タンになりません。赤ちゃんは毎日ママが話しかける言葉、周りの人が話している言葉を少しずつためているのです。

 

言葉を引きだすために

ですから、まだ言葉が分からないと思ってもたくさん話しかけて下さい。日々の積み重ねが、いずれやって来る「言葉の爆発期」をもたらします。

(*全ての子に劇的な「言葉の爆発期」があるわけではありません。なかなか言葉が出てこないお子さんの方が一気に溢れ出すことがあるようです。息子も正にそうでした!)

☆話しかけるときのポイント☆

・ゆっくり

・短く (聴き取りやすい、分かりやすい)

・笑顔で!!

ママやパパが優しく笑顔で話しかけるのが大事です。お子さんも安心して楽しくいられます。

 

言葉については、また後日アップしたいと思います。

www.rainbowshow.net

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