発達障害(高機能自閉症)と診断された2013年生まれの息子との日々を綴っています。 家庭で楽しく手軽にできる療育を目指しています。
今回はタイトル通り「文章題を解くことと、お絵描きに関係があった?!」という内容です。
一見、別もののように感じる<算数のお勉強>と<絵を描くという芸術的なこと>にどんな関係があるのでしょうか?
計算は得意でも文章題はニガテな子
息子が通える児童デイを探していたところ、ある事業所の方から興味深いお話を聞けました。
自閉症のお子さんで算数の計算は得意なのに、文章題になると分からなくなってつまづいてしまう子もいるそうです。
例えば「3+2= 」はできるのに「リンゴ3つとミカン2つがあります。全部でいくつでしょうか?」といった問題が分からないのです。
お絵かきしてみると意外なことが?!
そういった子に「リンゴの絵を描いてみて」というと、リンゴが描けなかったりするそうです。
自閉症には想像力が乏しいという特徴があるので、目の前に無いものを頭に思い浮かべて絵に描くことが難しいのです。
(*一例でありすべての子が当てはまる訳ではありません。)
そういう子には文章題の解き方を教えるより、お絵かきの指導をすると問題が解けるようになるそうです!
お絵かきにも発達度合があります。どんな絵がかけるかで発達年齢の目安があります。
↓ 詳しくはこちらの記事をご覧ください。
さいごに
……書いていて思い出しました。
息子は粘土遊びをしても自分から何かを作ることをしません。私に「作って」と粘土を差し出し、作ってもらった物で遊んでいました。
お絵かきもぐるぐるぐる〜のなぐり描きばかりです。
想像力の乏しさ 、、新たな課題が見つかりました。
それにしても、子どもの発育とは非常に奥深いものなんですね!
ある一部の能力・機能のみが優れていても活用・応用ができない、こういう点で発達障がい児の凹凸の大きさが問題になることがよく分かりました。
こういった自閉症児の特性を理解して指導してもらえると大きな力になりますね。
残念なことに、この事業所の受け入れは小学生からだそうでお世話になれるのは当分先になります…。
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