発達障害(高機能自閉症)と診断された2013年生まれの息子との日々を綴っています。 発達障害について知ったことや、息子の困った、可愛らしい姿など日々の出来事など。家庭で楽しく手軽にできる療育をめざしています。
今回は子どもの足の「土踏まず」のお話です。
そもそも土踏まずって?
幼稚園の活動で足型を取りました。
成長の記録が残せていいな、なんて思っていましたが、もっと奥の深いものでした。
土踏まずって赤ちゃんの頃にはないってご存知でしたか?
子どもの足は産まれたとき扁平足で、動いたり歩いたりすることにより足裏の筋肉(足底筋)が鍛えられ土踏まずが形成されていくそうです。
以前おこなった足型取りは発達具合を見るためのものでもありました。
自閉症児は体を動かすのが苦手な子が多い
息子も右足が扁平足でした。
思い返してみると、体を使って遊ばせることが少なかったですし、家の中でも靴下を履かせていることが多かったです。
1歳半を過ぎたころから体の動かし方がぎこちなく感じたり、走ることができるのに何もないところでよく転んでいました。それは自閉症の特徴で体の複数の部分を一度に動かすのが難しいために起こることです。
その時は父母ともに運動が苦手な方なので遺伝なんだろうと思っていました。1歳半検診のときやかかりつけ医にも話しましたが、そのくらいの年齢の子はよく転ぶよと受け流されました。
体を動かして遊ぶことは感覚統合につながるので、これからは積極的に運動を取り入れたいと思います。
体を動かして遊ぶと土踏まずは形成される
扁平足は自閉症児にかかわらず小さいお子さんにはよく見られるようです。
息子の幼稚園での統計です。
【土踏まずが形成されている割合】
年長 65%
年中 60%
年少 43%
2歳 14%
2歳では8割以上がぺったんこの足だったのが、年長さんでは6割をこえて土踏まずができています。体を動かして遊ぶことが大事だと再認識できますね。
足を鍛える楽しい遊び
遊びながら足の裏を刺激する方法も紹介されました。
・足指じゃんけん……足指を動かして血流がよくなる。足底筋が刺激される。
・タオル寄せ運動……床に置いたタオル(の隅)を足指でつかんで位置を移動させる。
(枠などあると分かりやすい。幼稚園ではお手玉を使用)
・四つんばい歩き…手と足を床についてワニさんのように歩く。足指に力が入り鍛えられる。この感覚がつかめると力が入れられるので早く走れるようになる。
最後に
大人もあまり動いていないと扁平足になっていき疲れやすくなるそうです。
家の中でも裸足、足指を動かすことを意識していきたいと思います。
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