雨上がりには虹が見えるよ ー自閉症のしょうとの歩みー

自閉症スペクトラムの息子(2013年生)との日々を綴ります。家でできる療育をしながら楽しく、ときに悩ましく毎日を過ごしています。

ホタル鑑賞会

週末にホタルの鑑賞会があるのを知りGOー!
息子はまだホタルを自分の目で見たことがありません。
私の調子もまだ良くないので今年もお預けかな……と思っていたら、、
息子、お父さんに懇願。
甘々なお父さん、行き先変更で向かいました。


地域の保存会の方と小中学生のボランティアの子たちが一年を通してお世話をして自然に帰してくれて数が増えたそうです。もう何十年も続けているそう。

産卵から孵化、成虫になるまでの説明をじっと集中して聞いている息子。
こんなことを理解するようになったのに驚きました。
お父さんからの分かりやすい説明を聞いて、後から「セミもそうだよね? つちに はいっててー……」と私に説明を始めました。
絵本でセミの一生を見ていたりしたので、いっしょだと思ったのでしょうね。


たくさんの人が訪れていて、見学の順番はかなり後の方でした。
ふだん暗くなってから外を出歩くなんてしませんから、息子はハイテンション!
懐中電灯で照らされた道を歩きました。
お父さんと手をつないでいくけれど、さっきまでの元気は何処へやら。顔はどこかこわばっているようにも見えました。
暗闇の中どこまで行くのか分からない、なんともいえない不安を感じていたようです。

 

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飼育されたホタルは小屋に放されていました。
うすく緑がかったような優しい光が漂います。
お世話係のおじさんがホタルを捕まえて、息子の手にのせてくれました。
最初びっくりして手を引っ込めてしまいました。
その動きでホタルもふわっと飛び立ちます。
おじさんがもう一度、息子の手に。
ちょこちょこと歩く感触がくすぐったくて、きゃははと動いてしまい、また飛んで……。

初めてのホタルに、息子はどんな表情をしたのでしょう。
とても興味深いですが暗闇のなかでは見ることはできませんでした。


ホタルの光の点滅は求愛行動で、ほわーほわーっとした点滅のリズムがあっていきオスとメスで同じになるとカップル誕生なのです。
そのホタルのダンスを見せてあげたかったな。
今回はそこまでの鑑賞時間はなくてすぐに交代でした。

それでも生きているホタルを見たことは息子の中になにか残ってくれるでしょうか。


帰り道、息子が言いました。
「あー、おほしさま いっぱい!!」
暗いのを怖がっていた息子も星を見上げる余裕がでてきたようです。
うちの周りは街灯やマンションの明かりがついていて、かぞえるほどの星が見える程度です。
そう、同じ空でもこんなに違って見えるんだね。
それだけでもこんなに嬉しい。


帰りはすぐにおめめが閉じていき、夢のなかでした。
私の手を握ったまま、ぐっすりと。

 

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