雨上がりには虹が見えるよ ー自閉症のしょうとの歩みー

自閉症スペクトラムの息子(2013年生)との日々を綴ります。家でできる療育をしながら楽しく、ときに悩ましく毎日を過ごしています。

工作って たのしー!? てるてるぼうずさんを作ろう

発達障害高機能自閉症)と診断された2013年生まれの息子との日々を綴っています。

週末は、子育てのビックリ、笑い、ほっこり話などもつづっています。今日は工作のお話です。

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今週は遠足があったのですが、天気予報の雲行きは怪しそう……。
「えんそく、あめに ならないように てるてるぼうず、つくる?」
可愛いピンクの不織布をあげると、わぁ〜可愛い!と喜んでスキップしながら息子はハサミを出してきました。
「……でも、てるてるぼうずさん、つくれない。」
とたんに悲しげな声をあげます。

こんなことでそんな寂しい顔しないで〜。いつものように手順を数字で教えます。

1ばん ぬの(不織布)をきる
2ばん ティッシュをまるめる
3ばん ぬのでティッシュをくるむ
4ばん ぬのをキュッとしめて、とめる

不器用な息子は1番から苦戦中〜。薄くてやわらかい不織布はハサミの根元で少しだけ力をいれないと切れないのです。
切れ込みをちょっと入れて布をひっぱってとサポートして、2空振り1カット、、そうしてやっと切れたけれどギザギザで不満顔……。
切れたねー!とほめてあげて、ティッシュを渡し次の工程へ。丸めるのは得意よね〜。いつも怒るたびヤケクソになってやりますから。
またまた悲しげな声が、、
「とめる いと ないよぉ〜。」
こんどは糸がなくて絶望に打ちのめされています。
幼稚園では毛糸で先生がやってくれたんだよね、でもうちは輪ゴムでいいよ。
一度やったらそのやり方と"まったく一緒"でないとダメなのも、特性あるある。この子に『応用』『臨機応変なんて言葉が刻まれることがあるのでしょうか……。

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てるてるぼうずの形ができてすっかり機嫌がよくなったら、
「おめめー、おめめー!」
ウンウン、おめめを描くペンを貸して、だよね?!
ぜんぶ伝えないとお母さん以外には分からないの。だからお母さんはいつもイジワルなんです。
「んー? おめめ? おめめが なぁに?」
ちゃんと「ペン かして」というワードが出ないと貸してあげられません。

使うのは油性ペン。
渡す前におやくそくを伝えてから。

・これは 拭いても消えません。
・テーブルにもおててにも描きません。
・使ったらすぐにキャップをします。

「うん、しってるー!ゆせいペン って きえないのねー。」 

おやくそくを確認したので、息子にまかせて私は離れました。
怪我をしてから体の自由がきかないのでどっと疲れが出てしまいます。ふぅーと大きなため息をついて、そのままうたた寝……。

しばらくしてハッと気がつくと、息子は黙々と作業をつづけていました。今日はやけに集中してるな〜と感心しながら見ていると、振りかえった息子が作品を披露しにきました。
「これ、てるてるぼうずさんー!
  ういんく の おめめ、わらってるのー!」
「こっちは ぴたごらすいっち! 」
(トイレットペーパーの芯で作った玉の転がる道みたいなの)

 

いろいろ見せてくれるうち、私の寝ぼけた頭もしっかりしてきました。
うんうん、すごいねー。そうなんだー、へぇー。
え?えぇ??

作品を見せてくれるのに、違和感が?!

あ、あああー!やっぱり、やったなー!!!
そうです!

子ども

油性ペン

らくがきー!!

 

かわいい息子の手には赤い線があちこちに!
あんなに"おやくそく"を確認したのに、自分でも消えないって言ってたのに。
男子やらかします……
そしてそして、よく見ると、

両手ーー!?

いやいや、

両腕ーーーー!!

Tシャツから出る外国の人の腕みたいに、怪しい模様がびっしり!!
もうここまでくると、絶句……

すると、息子にこにこして
「あのねー、3 と 5 と 2 ってかけるよぉー!」
と。左手首に「3 2 5」と謎の数字が。しかも2は逆さ文字になって周りの模様とともに古代文明文字みたいになってます。

 

なんでー?! あんたはーっ!!
延々と小言をぶブツブツ言い続ける母。
「いーい? おかあさんの だいじなコに ラクガキしないで くれるぅ〜?!」
「でへへー (^-^)」
こんなとき可愛いアピールいらないし!! もう。

 

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そのあと急いでお風呂を準備し、私は片腕で文明遺産的ラクガキを洗浄作業……。
息子は皮膚にもアレルギーが出ていたので、肌に優しい固形石鹸をこすって泡あわを作ってはこすり作ってはこすり……

黒歴史はなんと三日後までのこりました。


あぁ、男子よ、、
事前に察知して、あんなに忠告してもなお、やってしまうのね。
侮るなかれ。信じるなかれ。
母がうたた寝したのがあかんのですね。

 

こんなハプニングもいつか笑って思い出す日がくるんでしょうね。

てるてるぼうずさんは息子の"でへへ"の顔にソックリで、見るたび文明文字が蘇ってきて、思い出に浸る間もなさそうですが、、。

 

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