雨上がりには虹が見えるよ ー自閉症のしょうとの歩みー

自閉症スペクトラムの息子(2013年生)との日々を綴ります。家でできる療育をしながら楽しく、ときに悩ましく毎日を過ごしています。

ぼくが けっこんするとき、

いつも子どもの何気ない言動に心うごかされます。
んー今回は、まいった、、。苦笑
いつもの、ある晩の、母子の会話です。

 


おかーさんは、しょうが けっこん するとき、しんじゃってるのー?

唐突に言われたこの言葉。
これからお風呂に入ろうと服を脱がせようとしたとき、に。

え?
しんじゃう? 死んじゃう?
何度か頭のなかで反芻し、私はやっと意味をのみこめた感じでした。

そもそも息子が"けっこん"なんて言葉を言うのは初めてで、
結婚と死
という対極にあるような言葉が同時にでてきた!衝撃でした。
そして、
息子が結婚するとき、私はこの世にいないかもしれない
このことが私を氷つかせたのです。

息子の言うとおり、彼が二十歳をむかえるとき、私は還暦になっています。
いまは年配になっても元気な人がおおいですが、私は健康に不安あり。

そうねー、、

なんて答えたらいいんだろ……
言葉を続けようとしても止まってしまいました。
この子の特性からして、嘘(=お母さんはずっと元気だよ)は良くないかな?

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「そうねぇ、しょうが けっこん するとき、
   おかあさんは いないかもしれないねぇ。
   でもさ、だれと けっこんするのー?」
   つとめて明るく、楽しく、答えたのですが、、

「えーー! おかあさんは しんじゃうの? やだ、やだぁ〜……」
グズグズ泣き始めました!
不安がつよい子なのですが、今からお母さんがいなくなることを泣かれちゃった、、。

 

だいじょうぶ、だいじょうぶ、お母さんはまだまだ一緒にいるよ。
いま離れるわけにはいかないもの。
あなたがもう少し大きくなるまでは、お母さんがあなたを守るから。
あなたが守りたいと思う人が、いつか現れるのかな?
そしたら、私ちゃんとこの子を手放せるかな?
あぁ子離れできないダメ母になっちゃうかしら?

優しく優しく抱きしめて、泣き止むまでのあいだに息子が連れてくる可愛い人を想像しようと……

んー、、ムリ!笑
こんなにワガママで甘えっ子で困った子のところに嫁にきてくれる良い娘はいないっ。
もっと仕込まねば、旦那のように(何も家事しない人)なってしまう!
ハッと急に現実に引きもどされて、お風呂を急かすのでした。

「おかーさん、これ ぬげなぁーい!」
「ほらー、じぶんで や・る! できるでしょ?」
と言いつつ手伝ってしまう、母の思いは複雑なのでした。

 

結婚と死
両方をいっぺんに考えるなんて思ってもみなかった。
今はまだ、今を精一杯生きて、成長をみていたい、です。

 

 

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