雨上がりには虹が見えるよ ー自閉症のしょうとの歩みー

高機能自閉症の息子しょう(2013年生)との日々を綴ります。家でできる療育をしながら楽しく、ときに悩ましく毎日を過ごしています。

NHKあさイチ 『2018教育改革』

お越しくださってありがとうございます。当ブログは発達障害高機能自閉症)と診断された2013年生まれの息子との日々を綴っています。

2018年1/10のあさイチでは「教育改革」について。これから学校教育がどう変わるのかをテーマにしていました。

子どもの授業が激変!2018教育改革最前線|NHKあさイチ

学習指導要領の改訂があり、大きく教育が変わります!
内容をまとめるとともに、発達障害児をもつ親の立場から私の意見も挙げてみます。

 

2020年より大きく変わる!

過去の教育方針は"詰めこみ教育"それを反省し
平成10年〜"ゆとり教育"では学習力の低下が指摘され、
平成20年ごろ〜"脱ゆとり"に改訂されました。
そして2020年より"知識を使う力"(思考力・判断力・表現力)が導入されます。
これは学ぶ知識量はそのままに、知識を使える力も磨いていく、というものです。

番組でも何度も言われていましたが、
知識を学ぶ(インプット)ことももちろん重要で、知識が備わった上で、
その知識を使えるようにする(アウトプット)場や機会を増やして、
インプットとアウトプットのバランスを取れた状態にもっていく

という狙いです。

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『アクティブ・ラーニング』が取り入れられる

文部科学省では「主体的で対話的で深い学び」を推奨しています。
つまりそれは、アクティブ・ラーニング
聞きなれない方もいると思います。または櫻井翔さんが昨年やっていたドラマ『先に生まれただけの僕』で知った人もいるかもしれません。(私もその一人!面白かった〜、ああいう授業を高校のとき受けたかったなぁ。)

アクティブ・ラーニングとは、子どもが主役になる授業。
・子どもが自分で考える
・ほかの子の意見も聞く
・先生は教えない。
子どもたちはグループに分かれ、テーマについて意見を交わしたり自分たちで教えあう。
先生はサポート役で、知識は教えない。教えるのではなく引き出す。
この授業を繰り返していき、考えを組み立て発表する習慣をつける。 

 

アクティブ・ラーニングをおこなうには、予習も大事!

先生は事前にテーマに関する情報を提示し、子どもたちに調べてくるように言います。
子どもは教科書・資料・インターネットなどを駆使して予習をします。それを元に授業がおこなわれます。

しかし、小学生の子どもでは自分だけで予習をするのは限界が……。
そもそもPCの操作方法、インターネットやアプリの使い方なども教える必要があります。
(2020年からは小学校でもプログラミング教育が必修化されます!!)

 

一体どうなっちゃうの??

番組で取り上げられた疑問はコレ。

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Q1.従来型の授業はなくなるの?
Q2.先生は対応できるの?
Q3.しゃべるのが苦手な子は?


A1.教科書で学ぶ量は変わらないので、従来型の授業はなくならない。(アクティブ・ラーニングは時間がかかるため教科書がこなせなくなる。)

A2.先生も移行期。準備にも時間がかかる。
授業すべてをアクティブ・ラーニングにしなくても一部から始められる。
世界レベルでみるとほとんどの国がアクティブ・ラーニングのため、日本も追従していく。

先生の手腕も差が出てくるのは予想されるが、各先生方のスキルもあがっていくだろう。

A3.しゃべるのが苦手な子も、周りの意見をよく聞いている、理解できているところを評価される。
周りとの比較ではなく、その子自身ががどれくらい伸びたかを評価する。

 

親はどう子どもに教えればいい?

ドリルなど演習の宿題は減らして予習で調べるといった家庭学習の時間が増えています。テストの問題などは自分の言葉で回答する問題も多くなっています。

子どもが行き詰まったときどう教えればいいのでしょう?

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■記述問題に答えられないとき

問題が漠然として感じられ、Qに対してAが遠い
子どもがそこまでの道のりをどうやっていけばよいか分からない

親が階段を作ってあげる会話術をしよう!

1. 単語で答えられる質問から聞く (→知識から確認)

2. 理由を聞く (→順を追って質問ー考えを組み立てやすい)

 

■自分の考えが書けない

子どもの考えに自信を持たせる

・こう思ったということが素晴らしい
・いま考えていることを書く
バツになったら悲しいとか考えなくていい

こういった声かけで、書いてみよう!という意欲を出させる。

 

発達障害児の親が思う不安

ここでは番組をみて、発達障害児の親という立場から私個人の意見を述べたいと思います。

 

アクティブ・ラーニング、とても素晴らしい教育だと思います。
自分の意見を臆せず言える力って社会に出てからきっと役立つでしょう。

でも、うちの子は……
発達障害はいろいろなタイプがありますが)
自分の考えを言う、想像する、モノを創り出す、ほかの子と話す、
これらが苦手です。

苦手といっても『特性』なので、練習したらできるようになる健常児とは違います。

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知能としては普通級でやっていくレベルでカミングアウトはせずに一般人にまぎれて生きていくだろう子です。
周りは知らないわけで特別な配慮もなく、変な子、輪を乱す子、とレッテルをはられていかないか……心配は尽きません。
親のフォローもさらに必要になるでしょうね。

親の会でも"これからの教育は発達障害児には不利な方向にすすむのでは?"と懸念するという意見を聞きました。私も同感です。
とはいえ、この流れのなかを進んでいかねばなりません。

 

番組内で出た意見です。

教室は、間違っていい、
どんどん意見を言える場所
(であってほしい)

これが理想です。こういう温かい授業、仲間、先生のなかで学んでいけるといいんですけれど。

 

うーん、東京オリンピックばかり楽しみにしていられなくなりましたぞ〜!

親も必死ですな、、。

 

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