雨上がりには虹が見えるよ ー自閉症のしょうとの歩みー

高機能自閉症の息子しょう(2013年生)との日々を綴ります。家でできる療育をしながら楽しく、ときに悩ましく毎日を過ごしています。

【発達障害】ワガママと特性の見極めは?

先日、本田秀夫先生の講演をききました。
本田先生は信州大学医学部付属病院 子どものこころ診療部の部長・診療教授をされています。今年NHKでおこなっている発達障害の特集などにも出演されています。

 本田先生の書籍を読んだことのある方ならお分かりになると思いますが、ほんとうに優しい、温かい目で発達障害をみている方、そういう印象を受けました。
"相手の立場になって"
これが親である自分もまだまだ足りていないなぁと感じることばかりでした。

この講演のなかでとくに印象に残ったところを何回かに分けてご紹介したいと思います。 

 

ワガママと特性の見極めは? 

 講演の事前にうけた質問への回答がありました。

ワガママと特性の見極めは?

 
これって発達障害と向きあったときの究極のテーマではないでしょうか?
いっしょに生活している親であっても、見極めはとても難しく悩ましいものです。

実は、この質問を投げかけたのは私です。この問いかけにいちばんに答えてくださったのに驚きました。

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本田先生の回答は……

この問いに対する本田先生のお考えはこうでした。

特性
・ワガママに見えるが、他者の立場や意見が異なることに気がついていない
・周りに迷惑をかけていることに気がつかない
・周りが困っていることを伝えても、同じことを何度もしてしまう

教えても伝えてもくり返す。"治らない"から障害なんですよね。感覚が違う。
それだけ本人も生きづらい人生を送っている。

→気がつけば配慮しようとする
→他者をリスペクトする気持ちがあればよい

ワガママ
・自分と異なる立場や意見に気づいているのに、それを否定したり自分を押し通そうとする

・攻撃性やこころの傷の表れかも?

→他者を抑圧・支配しようとする場合は要注意

攻撃性がみられた場合は、二次障害などなにかほかに原因がある可能性があるので違う方面から手を差し伸べる必要があるかもしれません。

 

見極めのポイント

なるほどー!!

『気がついているかどうか?』

ここが大きなポイントなのですね。

スーパーで床にひっくり返って大泣きする子どもがいますが、あれも特性からくるパニックなのか、親に自分の思いを通すためにしているのか?この視点でみればわかりやすくなるなと思いました。

 

さいごに

この違いを知っていれば、発達障害の方への対応もずいぶん違うものになるのではないでしょうか。

もしワガママだった場合は、それを叱るのはなく違うアプローチで子どもを導いてあげることも忘れずに。 

 

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