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発達障害（高機能自閉症）と診断された2013年生まれの息子との日々を綴っています。
不定期更新で気ままにやっています。週末はおだやかな気持ちでいたいので、ほのぼの話などをあげています。
今日は息子との会話で気がついたことです。
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夏に捕まえた、初めてのクワガタムシ。
このところの寒さで元気がなくなってきました。
お父さんから、生き物は年をとっておじいちゃんになること、命には限りがあること、この冬は越せないことなどを話しました。
息子はわかったのか真似しているだけなのか、聞いたことを私に話してくれました。
「あのね、ワンワンも おじーちゃんになるんでしょ。
ネコも トリさんも、くわがた虫さんも おじーちゃんになるの。
みーんな おじーちゃんになるんだって。」
こんな話を、一生懸命こんこんと話す息子。
最初は可愛らしくてこちらもウンウンと聞いていましたが、延々のリピートに飽きてしまい、、。
ちょっとイジワルしたくなって、私こんな発言を。
「おかーさんは？
おかーさんは おじーちゃんには ならないよ！？」
だって私はおばあちゃんになるんですからねぇ。
どんな反応が返ってくるかニコニコしていると……
「うん！ならないよー。おかーさんは ならないよ。」
なんだかふつうの返事すぎて、あれ？ 本当にわかっているのか？ 疑問に思ってしまいました。すぐにネタばらしをして、
「だってー、おかあさんは女の子だから、おばーちゃんになるからね。」
と。すると、、
「ちがーーう！！ おかーさんは おばーちゃんに ならない！」
キィーー！！とヒステリックに怒ります。
あれれ？ どうしちゃった？？
やっぱり分かっていなかったのかー、もう一回説明しました。
年を取るとおじいちゃんになるのは男の子、女の子はおばあちゃんになるんだよ、この説明をムスッとした態度で聞いていました。
息子は自分の意見を否定されるとものすごい剣幕で怒ります。
あまり正論をふりかざしても無意味なので、今のところは危険や迷惑をかけることでなければ私も聞き流すようにしています。
息子の怒りを鎮めるために、聞いてみました。
「どうして おかあさんは おばあちゃんにならない と思ったの？」
「……だって、っぽくない から。」
おばーちゃん っぽくない んですって！？ 笑
いやー、40代のお母さんですからね、若くはないんです。
でもさー今から＂おばーちゃん＂ぽかったら、参観日に悲惨な思いをするのはアンタだよ。
なんかもう可笑しくて。
「いいの、おかーさんは いいの！」
意地でもお母さんはおばあちゃんにはしたくないようです。
息子のなかでは、おばーちゃん＝ばぁば であって、お母さんとは別物になっているようです。
まだ命とか、老いる、とか息子にはわからないようです。
くわがた虫さんとのお別れがやってきたら、どんなことを感じるのか未知数です。
この日の息子の発言で、少しでも若さを保とう！小綺麗なおばちゃん を目指そう！と心に誓い、顔パックをする母なのでした。
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