雨上がりには虹が見えるよ ー自閉症のしょうとの歩みー

高機能自閉症の息子しょう(2013年生)との日々を綴ります。家でできる療育をしながら楽しく、ときに悩ましく毎日を過ごしています。

こどもが発達障害かも? 受診を迷っている人へ

発達障害高機能自閉症)と診断された2013年生まれの息子との日々を綴っています。 発達障害について知ったことや、息子のこまった、かわいらしい姿など日々のできごとなど。泣いて笑って過ごしています。

 

先日とあるママさんの話を伺いました。
そのときに私が言えなかった本心を表現してみたいと思います。ときに強い言葉もありますが、それは自分自身への問いかけでもあります。

考え方は人それぞれなのでこういう人もいるんだなと思っていただければ。

 

ウチの子もしかしたら……不安でいっぱいの親

お話をしてくれたAさんは年少の息子aくんに幼いころから何かを感じていました。
aくんは癇癪がはげしい、オモチャの位置がずれると怒る、他害、その他にもいろいろ。あまりの育てにくさにAさんが調べると、該当することが多くて不安がいっぱい……。
病院を予約するも家族に反対されて迷いが。aくんは言葉も達者でかしこくて優しい子。
「この子のどこが?」
そう言われると、そうだよね、、とも思えてくる。

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周りの反応は

聞いていたみんながウンウンと頷くことばかり。
この場合のウンウンはみんなも昔おなじようなことを感じたから。
フツウの子育てしか知らない人なら「躾がなってない」「甘えてる」「まだ小さいしそんなもんでしょ」っていうところ。
でも、ウンウン。すべて共感できる。
みんな知ってるから。一筋縄でいかない子育てを。

 

満場一致のアドバイス

Aさんは病院の予約までしたけれど踏ん切りがつかない。
そう話を聞いた周りのみんなは優しく話してくれる。

ーーうちは診断がついて なんかホッとしたの。脳のつくりのせいで、私の育て方のせいじゃないって肩の荷がおりた。

ーーはやくに分かって良かった。
子どもの言動を理解できるようになってイライラが減った。関わり方がわかるようになった。

ーー知らずにいたら無理解のままでいつか二次障害で苦しむかもしれない。

本当にそのとおり。私もまったく同意。
今こうして息子をネタにし、これだからアスペってやつは!なんてくだをまいて笑っていられる。
息子のあるがままを受け入れて、特性にあった生き方をえらんでいけばいい、そう思えるようになった。
……でも、

不安そうな泣きそうな感情を抑えようとするAさんの表情が。 

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正論、でもそれだけじゃない

Aさんは1年前のわたしのように座っていた。
発達障害は、素人からすると基準があいまいで『障害』と判断されるのをすぐに納得できるわけがない。
まして最愛のわが子を『障害者』にしたい人はいないでしょう。

個性の範囲 なのか、障害 なのか

これを決めていいのは誰?

 

すべてを負うのは親

診断がついてショックを受けない人はいないんじゃないかな。
……やっぱりか……嘘でしょ……絶望。

ウチの子は知的遅れもなく自閉も軽いほうかな?と思える。いまだに旦那は個性の範囲だと言っているし、わたしもそうも思えるときもある。

もし知らずにいたらこんなに悩んだかな?
けっこう上手くやれていたかも?
わたしが、母親が、この子を障害者にした?
そんな思いが消えることはない。

 

けっきょく診断がつこうが無かろうが、この子がわたしの子どもであることは変わりなく、今までもこれからも暮らしていくの。

ウチは息子がぐーんと伸びて落ちついたところでの受診だったので、これっぽっちも不安がなくかるい気持ちで受診して、いきなり診断を突きつけられた。
(↑ あくまでもわたしのきもちで、強制されたわけではありません。)

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わたしが思うこと

診断を受けるのは、
受けとめる覚悟ができてからでもいいのでは

*ただし自傷・他害があるなどの場合は早急に受診するべきだと思う

どうなろうとも親は子どもを育てていかなくてはならない

 

いたずらに時間かせぎして診断を引き延ばすとか、親のエゴでこの子は違います!と拒否するのは違うと思う。
それは子どもを否定することにもなると思う。

診断は早いほうがいい。
親の"育てにくい""この子はなにか違う"という直感は、当たることがおおい。


傷つくのを覚悟のうえで 子どもを理解していきたいのか
目のまえの悩みを先延ばしして 不安に過ごすのか

 

覚悟をきめる時間は必要。
でも待っていてもなにも変わらない、分からない。

 

決めるのは あなた。

 

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さいごに

この文章は、自閉症スペクトラム・知的遅れなし(当時3さい)の診断がついて1年半たった母親が書いています。
わたしは診断を強要するつもりもないし脅すつもりもありません。

でも経験したから分かることがあります。
覚悟がいります。

診断を受けるのは子どもを理解して子どもが安心して過ごせるようにするためです。

あのときに言えなかったこと。

もういちど冷静にゆっくり考えてみる時間も大切じゃないかな。

 

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