雨上がりには虹が見えるよ ー自閉症のしょうとの歩みー

高機能自閉症の息子しょう(2013年生)との日々を綴ります。家でできる療育をしながら楽しく、ときに悩ましく毎日を過ごしています。

【NHKあさイチ】発達障害「自分研究」で苦手を見つめよう!

NHKが5/23を皮切りに一年を通して発達障害について取り上げています。ありがたいことです!しかも有効な情報が多い!

……のですが、ブログでそれを取り上げるほどの余裕のない私、、できるだけ頑張ります。

シリーズ発達障害 自分の“苦手”とどうつきあう?|NHKあさイチ

さて今回は、あさイチで紹介された「自分研究」についてご紹介したいと思います。

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「自分」と「苦手」を切り分けよう

紹介された先生の話が響きました!
「自分を責める必要はない。自分は「自分」、苦手は「苦手」と切り分けよう。そして「苦手」をどうしたらいいか考えればいい。」

発達障害の人は極端に苦手な部分があり、できないことを責められたり落ち込んだりするので自己肯定感が低くなってしまいます。でもそれは脳の発達に凸凹があるためで本人の努力のせいではないのです。
それを先生は切り分けて考えることを子どもにアドバイスしたのです。そして苦手なことを客観視して、どうすれば対応できるかを考えさせ、自分で苦手を緩和させる方法を学ばせているのです

これは友だち同士で話し合うので共感しやすく自分とは違う視点からの意見も聞けるし、そして、自分ばっかりダメなんだ〜と思っていた子どもが"みんなも苦手なことがあり悩んだり困っている"ことを知ることができるのです。

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「自分」と「苦手」を切り分ける“自分研究”

先述の切り分けたる考え方をするために段階をふまえて「自分研究」をしていきます。自分研究に関してはあさいちのwebに説明があります。

9時台の企画 “苦手”と向き合う子どもたち|NHKあさイチ

「自分研究」は困っていることを自分で研究し、仲間と一緒に対処方法を考えていく活動です。8年前にこの特別支援学級でオリジナルの活動として生まれました。最終的に自分の苦手と向き合えるようになるために、いくつかのステップを踏むことを必要があります。

以下は簡単にまとめたものです。

(1)「自分を語る」準備

自分の好きなテーマを話したり、友だち同士で質問しあったり、話しやすい雰囲気や関係を作る。自分のことを話すことに慣れる。

(2)困っていることを分析する

自分の困っていることを分析シートなどに書き出す。
分析のポイントは「どんなときに」困ったことが現れるか。

(3)対応方法を考える

友だち同士や教員と話し合い対応方法について考える。その中で自分でできそうなアイデアを取り入れて、困ったことに対応してみる。

(追記)

分析ができて苦手に打ち勝つ方法やアイテムが分かったら、それを実行してみます。

番組では子どもたちが自分で考えて作ったオリジナルアイテムで、気持ち切り替えスイッチや感情を表現するカードなどが紹介されていました。

f:id:rainbowshow:20170526141615j:plain  気持ちを切り替える「キリカエレバー」

レバーを倒すと、トンッと音がして気持ちを切り替えやすくなる。

f:id:rainbowshow:20170526141641j:plain  「気持ちっぷ」表情が乏しく感情を表すのが苦手な子がこれを提示して自分の今の気持ちを表現する。

 

分析シートを作ってみよう!

(2)の分析シートでは、子どもが楽しくできるように、苦手をキャラクターにして表現しています。キャラクターのタイプや名前を考えることで、より自己理解を深めていきます。

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(↑ NHK あさいち2017.5.24放送より)

■右ページ:苦手を各項目で分析します。

・キャラネーム
・特徴
・いつ
・どんな時に
・何をする、どんなことをする
・その他
・レベル(強いー弱い)

■左ページ:苦手に打ち勝つ(もしくは回避する)方法やアイテムを書きます。

これは子ども自身が考えたりアドバイスの中から、本人ができそう・効果がありそうなものを書きます。
(例)お守り、寝る、相談ノートを作る、セラピードームに入る

 

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さいごに

この方法が素晴らしいのは、

  • 苦手なことのせいで自分を否定しなくなる。切り分けて考えられるようになる。
  • 自分で苦手なことを冷静に見つめ自身で改善する手法を身につけることができる。
  • 他人にもそれぞれ苦手があり悩んでいることを知ることができる。

これを習慣づければ、自己否定を止めて自分を受け入れられるようになります。自分を見つめなおす良い機会で、大人にも有効なのではないでしょうか。

 

番組ではこれを男の子が一般クラスで紹介したところも放送されていました。男の子は苦手キャラを作るのが上手で「オモシローい!」と友だちに囲まれてちょっとした人気者になっていました。コミュニケーションにもいいんですね!

素晴らしい手法なので、ぜひ全国の学校でも、一般のクラスでも取り組んでほしいなと思います。

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