雨上がりには虹が見えるよ ー自閉症のしょうとの歩みー

高機能自閉症の息子しょう(2013年生)との日々を綴ります。家でできる療育をしながら楽しく、ときに悩ましく毎日を過ごしています。

日暮れに

日暮れ時に息子と旦那が買い物から帰ってきました。
家に入るなり大きな声で、おかーさん、おかーさん、と呼び始めました。
夕食の準備で忙しいときに、まとわりつく息子。
後から入ってきた旦那が説明し始めました。

帰りに夕焼けが綺麗だったんだよ。それをお母さんと見たいんだって。

それなら、すぐ見に行こう、すぐに沈んじゃうからね、と慌てて玄関の外へ向かいました。
マンションの通路からはもう夕日は見えなくなり、暮れていくオレンジの空が広がっていました。
きれいだねー。お母さんに見せてくれて、ありがとう。
と抱っこすると息子はニコニコしていました。

たいようさんは どこへ行くの?

おうち 帰るの?

おうち 帰るよ。夜になるから ねんねするの。
また明日、太陽さん出てきたら たくさん遊べるよ。

 

こんなやり取りをして今日が終わっていきました。
幼い子どもとのやり取りの一コマです。

 

 

この子は美しいものを感じる感覚がある、
そして、それを母に見せたいと思う気持ちがある。

 

そんな普通なことに感謝する、当たり前なことがこんなに嬉しい、
それはきっと私が、母親の私が息子を「普通」と思っていないから。
それでも愛おしい我が子には変わりありません。

 

初めての子育てに障がいも付いてきて悩み戸惑うことも多々ありますが、ささやかな幸せも噛み締められる、これは息子が私に与えてくれるご褒美だと思っています。